担当者は、明るく笑顔の素敵なNickで、PCCで2年働いているそうです。野菜セクションからスタートしました。
参加者は、私達を含めて全部で11人。最初に、自己紹介代わりに、一人一人、なぜこのツアーに参加したのかを話します。お子さんが学校でこのプログラムを知って、行きたいと言って参加した4人家族、PCCメンバーだけどもっと詳細に知りたいと言って参加した女性2人組、最近シアトルに移ってきたばかりという女性とそのお友達、量り売りの穀物を詳しく知りたいと言う女性1人です。
皆、かなり意識の高い人達でした。
両面14ページのハンドアウトを渡され、商品を味見しながら、オーガニック野菜の説明を聞きます。
スーパーのオーガニック野菜って、見た目も美しくて、大体形も揃っているのが凄く不思議で(自分で農薬無しで育てたときは、虫との戦いだったので)、聞いてみましたが、農家が物凄く手間暇をかけている、だから少し値段が張るという普通の回答でした。
ただ、PCCでのオーガニックの基準や、土地の使い方まで詳しく教えてくれたので、割と納得しました。
次が、量り売りコーナー。結構あちこちのスーパーで扱ってて、ずーっと気になっていて、でも、買うまではいかなかったフレッシュアーモンドバターを試させてもらえました。ハチミツと混ぜてリンゴなどにディップして食べます。これ、めっちゃ美味しいです。出してるときは、美味しくなさそうなんですけど・・・帰りに思わず所望しました(笑)
穀物は、ほとんどが地域外の商品だけど、1つだけ、ワシントン州で取れる穀物があると教えてもらいました。知らなかった・・・
ドリンクは、アップルジンジャージュースを試飲。日本ではジンジャーシロップが流行ってたし、生姜湯を自分で作って飲むのが好きなので、ちゃんとジンジャーの味がして、凄く好みだったのですが、私以外は、全員、微妙・・・と言ってました。一人でこれ美味しい!と言ってたら、何人かに、ほんとに!?と驚かれちゃいました。あれ??
もう1つはココナツウォーター。私はこっちは微妙でしたが、他の皆はこっちの方が美味しいって。Edが、カルピスを薄めたみたい~って言ってたけど、それは絶対違うと思う。
あとは、ミルクと卵、お肉とデリのコーナーと続きます。卵は、普通のスーパーでもフリーケージというのは売っているけど(買ったことあります・・・)、鳥がほんのちょっとだけ体を動かせる状況であれば、フリーケージと呼ぶそうです。でも、それは、フリーケージと呼んでいいのでしょうかね。
デリでは、穀物コーナーで説明してくれた穀物を使ったサラダなどを味見しました。PCCのデリはあまりハズレがなくて、大抵美味しい。ハンドアウトにはレシピも付いているので、自分でもつくれます。
Nickは、本当に知識が豊富で、皆の色々な質問にすらすらと答えてくれました。最初は押し黙っていたEdも、途中からは意外と色々質問していました。参加者の中で、一番知識のない人だったからかもしれませんが。ブラウンエッグとホワイトエッグでは、栄養上は大きな違いがない、ということを知ったことが一番の収穫だったそうですが。
それにしても、アメリカでも日本と同様、農家の後継ぎ問題は深刻な問題だということを、あまり知りませんでした。10数パーセントの農地が、後継ぎがいないために売り出されているそうです・・・
他にも候補があるので、今すぐメンバーになる訳ではないのですが、かなり色々学べて、しかも楽しく美味しいツアーでした。
結構人気のようなので、お店によっては、早めに予約する必要があるようですが、お薦めです!
ご興味がありましたら、是非、参加してみてください。
www.pccnaturalmarkets.com/pcccooks/classes/category.php
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うちは野菜はオーガニックを買うようにしてるんですけど、いつも週末にPCCで一週間分の野菜とbulkを買いだめして、25ドル前後で収まっています。(缶詰なんかはもっと安いとこで買ってるんですが。。。)オーガニックでもWhole Foodsはやたら高いし、ローカルなのかどうか疑問ですけど、PCCはローカルに根ざしているところがなんだか好きです。
でも、アメリカでも農家の跡継ぎ問題があるのですね~。