クリスマスイブから日曜日まで、Edの実家に帰省していました。
そのことを書こうと思っていたのですが、クリスマスは毎年、映画を見るのが恒例行事で、その映画がほんとによかったので、そのことを。
映画は、The King's Speech。
コリン・ファースとジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーターが主演の、実話をもとにした歴史ドラマです。
今の英国女王エリザベス2世の父王、ジョージ6世(コリン・ファース)は、子供の頃のトラウマ的な体験がもとで、吃音症を持っており、演説が苦手で軍人を希望し、裏方に徹していたものの、「王冠を賭けた恋」により兄王が王位を退いてしまったため、突如国王にならざるを得なくなってしまいます。
妻エリザベス(ヘレナ・ボナム・カーター)のアドバイスで、オーストラリア人の言語療法士(ジェフリー・ラッシュ)の力を借り、第二次世界大戦開戦の際、吃音を克服し、感動的なスピーチを披露して、国民を勇気づけ、後に善良王と呼ばれるほど人心を得るまでを描いています。
私、BBCドラマ高慢と偏見の大ファン(10回以上繰り返して見てます!)で、コリン・ファースのファンなのですが、コリン・ファースの演技力をまざまざと見せつけられる映画でした~。
本当に吃音症なのかと思ってしまうほどです。
特に派手な演出があるわけでもなく、淡々とドラマが進みますが、あちこち笑わせてくれる場面もあり、しみじみと感動する場面もあり、ジョージ6世の苦悩に涙する場面もあり、久しぶりに素敵な映画でした。これ、ほんとお薦めです。
Edは、ヘレナ・ボナム・カーターがなぜか嫌いで、最初ちょっと渋っていたのですが、見終わった後、彼女の演技は凄いと認識が変わったようです。
脇役も皆いい感じで、個人的には、高慢と偏見でヒロインを演じたジェニファー・イーリーが出ていて、思わず声をあげるほど嬉しかったです(笑)
相変わらず綺麗だし演技上手。
しかも、脇役だけど、高慢と偏見でも脇役でいい味を出していたデヴィッド・バンバーが出ていて、これも嬉しくなってしまいました。
ジョージ6世の兄、エドワード8世の王冠を賭けた恋については知っていましたが、ジョージ6世のことは知りませんでした。写真で見ても、とっても素敵な王様ですね。
益々英国王室に対して興味が湧きました。
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