私自身が、子供の頃から、ファンタジーの世界に憧れていた、ということもあります。
何せ、サンタクロースを信じてましたから。
サンタクロースはいるかいないか、という論争を、クラスに巻き起こしたこともありました・・・。
今でも、ファンタジーは大好きです。
絵本も大好きです。
我が家には、絵本が比較的多くあると思いますが、娘のためでもあるけれど、自分のためでもあったりします。
でも、その割には、空想する力があまりなかったり、何もないところからモノを作るのが苦手だったりで、ずいぶんつまらない人間になっちゃったなあ、と、自分に対して、否定的な、残念な気持ちがあります。
自分がどうしてそうなってしまったのか、をツラツラ考えてみると、多分、あまりに早く、現実の世界に足を踏み入れてしまったからなのではないかと、思っています。早く大人になりたかったのです。
でも、娘には、できるだけ長く、子供ならではの、ファンタジーワールドにいてほしいです。
娘が、1歳になる前に、初めて、絵に描かれている食べ物を食べるフリをしたときは、なんだか、ワクワクしました。
その後、1歳ちょっとで、縫いぐるみを擬人化し始め、動物達も擬人化し始め、2歳になって、言葉が増え始めた頃から、少しずつ、空想のお話をしてくれるようになってきました。
私は、大したことはしていません。
娘が空想のお話をしてくれる時は、一所懸命聞きます。あとは、草花や木やモノを乱雑に扱っていたら、「お花が痛いって言ってるよ~」などと伝えたり。そんなことでしょうか。絵本は、たくさん読んであげています。
つい先日は、夕焼けを見ながら、「お母さん、お日様、お家に帰るんだね~。お日様は、白いお家に帰るんだよ。歩いて帰るの。」って言ってました。そういう時は、否定しません。そうなんだ~、って聞いています。
そして、遂に、2-3日前から、空想のお友達「みっちゃん」が現れました。
みっちゃんが何をしているかなど、一日に何度も教えてくれます。
今朝、私が大きい声で話していたら、「お母さん、みっちゃんは寝てるんだよ。静かにして!」って注意されました。
「ねえ、みっちゃんね、お母さんのこと見てるよ。」なんて言われると、時々、本当に何かがいて、見えるのかな、って怖いような気持ちにならなくもないですが、面白いです。
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