日本では、無事、妊娠5カ月を迎えると、最初の戌の日に、腹帯を巻いて、安産祈願をしますね。私も、無事、5カ月を迎えたので、東京の友人が、水天宮で代理参りをしてくれて、可愛らしい絵馬を送ってくれました。
犬は安産なので、それにあやかって、戌の日に参り、犬の張り子を飾るそうです。

残念ながら、母が送ってくれた腹帯は間に合わなかったのですが、丁度、最初の戌の日が日曜日だったので、ワシントン州にあるアメリカ椿神社で、安産祈願をお願いしてきました～。

アメリカ椿神社は、シアトルから車で40～50分の、Granite Falls（グラニットフォールズ）に位置する、北米で唯一！の神社です。由緒正しい、伊勢の国の一ノ宮である椿大神社の分社です。
私自身は、特定の宗教を信じている訳ではないのですが、実は、私、神社で命名してもらったので（特に氏子だったという訳でもないんですけど）、神社のイベントは、やっておかないと、と思ってしまうのです。

車で近付くにつれ、ここに神社が設立されたということがよくわかりました。なんというか、神域、という雰囲気のある場所です。
敷地のすぐ横を川が流れていて、伊勢神宮を思い起こさせます。

←黒竹などが植わっている参道を抜けて、境内に入ると、もう、そこは、日本に来た！？という雰囲気。
しかも、とても立派な神殿に、Edが圧倒されて無言になってました（笑）アメリカにある神社だから、かなり小さいものだと勘違いしていたようです。

流暢な日本語を操るバリッシュ師（神主様はアメリカ人です）が、とても柔らかい笑顔で迎えてくれて、中に入ります。
予約をしていったので、私達だけだろうとは思っていたのですが、今まで、厄除けなど、大勢でまとめて祈祷してもらうことしか経験したことがないので、緊張してしまいました！

座敷に通されて、バリッシュ師に、アメリカ椿神社のお話などを伺いながら、受付をして、しばらく待って、神殿に移ります。御祈祷の後に写真撮影をさせて頂いたのですが、物凄く広くて、立派で、驚きました。
Edが、昔、二度と歩けないと宣告された程の大怪我をしたことがあり、リハビリを頑張って歩けるようにはなりましたが、正座だけはどうしてもできないので、椅子を用意して頂けました。

天気も良くて、午後の光と川のせせらぎを受けながら、私達だけのために行って頂いた御祈祷は、何ともまあ贅沢な経験で、バリッシュ師の祝詞をあげる声も素晴らしく、感動してしまいました。

御祈祷の後、お神酒でお清め（飲めないので形だけ）をして、安産祈願のお守りを頂き、ご朱印もお願いしました。日本から持ってきた昨年の厄除けお札も引き取ってもらい、一安心。
これで、無事、安産になることでしょう！！
無事、生まれたら、母と再訪して、是非、初宮詣りをしたいものです。

今月26日には、夏越しの大祓いが取り行われるそうです。茅の輪くぐりや形代流しなどが行われる、日本的なお祭りです。シアトル近郊にお住まいの皆さま、良かったらご参加くださいませ。（初穂料は一人$7～です）素敵な神社でした。

一応、気持ちとしては帯祝だったので、帰りに、インド料理を食べに行きました。Edが、北インド料理が食べたいと言うので、ベルビューにある、北インド出身の方がお勧めしてくれたIndia Kingへ。シアトルは、南インド出身者が多いらしく、北インド料理がメインのレストランは、少ないそうです。
色々食べたかったので、バフェ（$10）にしましたが、値段の割に、ベジタリアンメニューやデザートもあって、美味しかったです。


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