丁度1か月前くらいから、私の住んでいるアパートの敷地のどこかから、蛙の合唱が聞こえてくるようになりました。Edは異様に耳が良くて、私が気づく1週間前くらいから、毎晩、「あ、蛙!」と言っていましたが、私には全く聞こえないくらいでした。
今は、毎晩、大合唱が繰り広げられ、夕方が近づくと、ベランダに出るのが楽しみです。
蛙、触るのは苦手なのですが、好きです。
なぜ好きかと言うと、多分、小学校だったと思うのですが、教科書に載っていた、草野心平の詩のお陰だと思います。河童と蛙という、るんるん るるんぶ るるんぶ るるん、つんつん つるんぶ つるんぶ つるん、で始まる詩が大好きで、子供の頃に口ずさんでいました。
大人になってから、草野心平の詩集を手にとって、さらに、「冬眠」という詩を見つけて、物凄い衝撃を受けて、益々、草野心平と蛙の詩が好きになりました。
←これが「冬眠」です。
えええ!これが詩!?っていう衝撃がありました(笑
)
出典は、手許にあるハルキ文庫から。アメリカに来る前にどうしても持っていきたくて、衝動買いしました。隣の蛙は、蛙好きがピークだった9年前くらいに、Edが買ってくれたキャンドルです。蝋がすっかり変な形になっちゃってますが。
詩って、実は苦手なのですが、学校の教科書で読んで気に入った詩だけは、大人になっても好きなんです。詩の苦手な私が持っている草野心平詩集、上田敏の訳詩集「海潮音」、三好達治詩集、どれも教科書で習ったもの。宮沢賢治や荻原朔太郎なんかの詩も、教科書で知ったのが最初でした。詩以外でも、アメリカまでわざわざ運んできた本の10分の1くらいは、最初に教科書で読んだ本や、学校で課題とされた本かもしれません。そう思うと、教科書や学校の影響力って凄いですね。
蛙の合唱を聞きながら、ベランダで植物の様子を久しぶりにチェックしたら、以前、ブログを通してお知り合いになれた、ペッパママさんからお分け頂いた種のいくつかが、遂に発芽していました!!!
頂いた種は、苧環(おだまき)とクレマチス。2月に播いたので、もしかすると、寒冷期間が足りなくて、今年の発芽はちょっと難しいかも、と教えて頂いていたのですが、ここにきて、3種類だけですが、発芽を見ることができ、とっても感動しました。
←こちらは苧環ブラックバロー。この種が一番発芽していて、シードスターターに播いたものもいくつか発芽しています。
そして、右の写真が、苧環ウッドサイドゴールド。これは、1つだけの発芽なので、無事育ってくれるといいなあ。
←それから、クレマチスセシールも1つだけ発芽!!
1つだけなので、ビクビクなのですが、大事にしたいと思います。
それぞれのお花は、ペッパママさんのブログでとっても綺麗な写真が見られます。
seattlepuppy.blog82.fc2.com/blog-entry-150.html
seattlepuppy.blog82.fc2.com/blog-entry-348.html
この芽達がこんなに立派になれるかはわかりませんが、楽しみがまた一つ増えました~。
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確か小学校低学年の教科書に載ってたと思います。
クラス全員で音読しましたよ~。
「ぐぶうとひと声蛙が鳴いた」ってところが印象的です。
「ぐぶう」って何だよ?って思ってたから(笑)
私、新学期に新しい国語の教科書をもらうのが、ものすごく楽しみだったんです。家に帰って、まっさきに読んでました。
教科書の内容って、全国共通なんですね。
てことは、Nahoさんもこの詩知ってるかも~。