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干し野菜づくりについて、ずいぶん前に記事にしようと思っていたのに、すっかり忘れていました。今回の日本の大地震で、保存食のことを考えていて、思い出したところです。
日本で一人暮らししていたとき、一番の悩みは、食料をしょっちゅう無駄にしていたことでした。仕事の付き合いなどで、予定外で外食が続いたりすると、折角買った野菜を腐らせたりすることも多く、どうにかならないものか、といつも思っていました。冷凍保存はポピュラーだと思いますが、一人暮らし用の冷凍室って異様に小さくて、限度があるし。
で、思いついたのが、干せばいいんじゃない?ということ。
元々、切干大根、干し柿、干し芋、ドライフルーツ、干し椎茸などなど、干した食品が大好きです。
調べてみたら、本も出てるし、実践してる人もいっぱいいるし、お洒落な干しかごまで売っていました。形から入ってしまう私は、一式を揃えるところから始めましたが、始めて見たら、すっかり干し野菜作りにハマったのでした。
正直に言えば、道具は拘らなくても、簡単にできるというのが実感ですが(笑)
スーパーの袋に入れて干してもできると思います。
因みに、私の干しかごは、見た目に拘って、プロキッチンさんで購入。このお店、センスのよいキッチン道具が多く、大好きなアラビア社商品もいつも割引価格で、我が家のキッチン用品、かなりここのお店で調達しております・・・
item.rakuten.co.jp/prokitchen/hi-hoshikago-3-s/
それから、私が持っている本は、本谷恵津子さんの「干し野菜クッキング」
。本がなくても、もちろんできますが、干し方や、干し野菜を使ったレシピが満載で、読んでいても楽しい1冊です。
干すと、まず、味が濃くなって美味しいし、歯触りがよいです。さらに、嵩が減るので、保存にはもってこいなんです。特に、去年の日本の夏は、滅茶苦茶暑かったですよね。ここぞとばかりに、干しまくってました。干し野菜は、煮物、炒めもの、スープやカレーやシチュー、なんでも使えます♪
もちろん、アメリカにも干し道具一式、持ってきましたよ!1月くらいに、天気が良い日が続いた時に、大根が余っていたので、切干大根にチャレンジしたんです。
大根を千切りにして(水にはさらしません)、ざるに広げ、意気揚々とベランダに干しました・・・
うまく吊るせる場所がなく、ベランダの物置扉の取っ手に引っかけて、早くできないかなーと毎日チェックするのが楽しかったものです。
が、ここで、私はすっかり忘れていました・・・
シアトルの冬は、日本よりはるかに湿度が高いということを・・・
ええ、雨の多いシアトルです。今日の湿度も90%近いです。考えなくても分かりそうなものなのですが、数日過ぎて、全く水分の抜ける気配のない大根を見て、ようやく気付いたという間抜けぶりです(>_<)
結局、外で干すのは諦めて、室内に取りこんで、部屋干しに変更・・・
←暖房で乾燥していた室内で、無事に切干大根になりました。
ただ、湿度の高い外に放置したせいなのか、室内でもしばらく確認を忘れていたせいなのか、綺麗な白い切干大根ではなく黄色になってしまいました。(黄色い切干大根は風味が少し落ちる気がします)
まぁまぁ、目から鱗です。
ZIZIさん、梅干作ったことあります?
我が家は旦那以外の女性陣はみんな梅干好きなんですけど、こっちで買うと高いですよね。「梅干って高いんだから」と私が一言言ったばかりに、義母も義妹も遠慮して一粒づつしか食べないんです(笑)それがまた不憫でね。作り方をちょっとリサーチしたんですけど、梅さえ手に入れば、時間はかかるけど作れちゃいそうなので、挑戦してみようかなって考えてたところに、その干しかごを見て「あ!それいい!」って思ったんです。