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2010年秋にWA州シアトル近郊に移住しました。家族4人(夫のEd、2011年11月生まれの娘、ミニチュア・ピンシャーのKOKO)のゆるやかな日常を、記録しています。
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性別:
女性
自己紹介:
2010年10月末に、アメリカに移住・見た目はアジアンだけど中身は完全にアメリカ人のEdと結婚しました。2011年3月にミニチュア・ピンシャーのKOKO(♀)、11月に娘が加わりました。
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あなたは、出生前診断を受けますか?

日本では、35歳以上での出産は、高齢出産と言われますね。
35歳を過ぎての出産は、統計上、①胎児に染色体異常が発生する確率が高くなる、②妊産婦死亡の確率が高くなる、③流産・早産の確率が高くなる、らしく、リスクの高いものとして扱われるようです。特に、初産が高齢出産の場合、そのリスクも高くなるようです。
アメリカでもそれは同じで、私も、初産で、出産予定時に37歳になっているため、看護師さんの問診でも、Dr.Kの問診でも、リスクについてと、出生前診断(胎児の染色体異常検査)についてのお話が詳しくありました。

Edが、看護師さんに、「参考にするだけに留めるし、現場での個人としての実感でいいので、本当に35歳以上だとリスクが高くなると思うか教えてほしい」と聞いたところ、「正直に言ってしまうと、分からない。若くても異常がある場合もあるし、先日は45歳で初産の人が、無事に元気な赤ちゃんを産んだしね。これは、もう、人によるんじゃないかという感じもあるの。」と仰っていました。まぁ、そうでしょうね。

Dr.Kには、「出生前診断については、賛成でも反対でもありません。夫婦が決めるべきことなので、選択肢だけを示します。ただし、遺伝子に異常を見つけても、治すことはできないので、あとは、出産前にどこまで情報を把握しておきたいか、ということで判断することになると思うわ。」と言われました。Dr.Kのクリニックでは中絶に対応していない(シアトルでは、対応してくれる病院は限られています)こともあるのでしょうが、「情報の把握」として捉える、という視点は、少し新鮮でした。

正直に言うと、過去、妊娠した友達から、出生前診断についての判断を聞くたびに、私だったら、診断を受けて、その結果によっては子どもを諦めることを考えてしまうかもしれない・・・と、思っていたのです。でも、不思議なことに、妊娠が分かった途端、そういう考えが全く浮かばず、妙に腹が括れたというか、どんな子でも、生まれてきてくれたら一所懸命育てる、と強く思ったので、最初に出生前診断の話をされたときは、聞き流していました。受けないしね~と思ってたんです。

が、意外なところで、受けた方がいいんじゃないか、という声が上がってきちゃいました。
Edが、突然、不安に陥ってしまったのです・・・。
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ほんとの初診(10wks)

妊娠12週目に突入しました!ツワリが軽くなってくるかも、という期待に反して、なぜか酷くなってきています・・・。食欲も減って、何を食べても美味しくないし、早く終わってほしいです(泣)

fed10019.JPG忘れないうちに、2週間前の健診について書いておきます。看護師さんによる問診などが行われた1週間後、またもやEdに付き添ってもらって、担当してもらうDr.Kの診察を受けました。
左はクリニックの待合室。小さめのクリニックは、どこもこのような雰囲気です。

この日は、①体重・血圧測定・尿採取、②医師による問診、③今後の健診の流れについての説明、④出産前検査についての詳細な説明、⑤出産時のクリニックと分娩センターとの役割についての説明、⑥尿・血液検査結果の説明、⑦心音確認、⑧母体確認(心音確認、胸の触診、腹部触診による子宮底長計測、子宮触診、子宮がん検査、おりもの検査)、⑨質疑応答、でした。異常がなければ、妊娠期間中で、一番長い健診だそうです。これ以降は、毎回10分程度になると言われています。

ところで、アメリカだと、妊婦健診は、カップルで受けることが多いみたいです。Edの上司も、有給休暇を使わなくてもいいように取り計らってくれました。クリニックは土曜日はやっておらず平日のみなので、運転できない私にとっては、ありがたいことです。

さて、担当看護師さんも大柄だったのですが、Dr.Kも、さらに大柄!そして、予想より若く見えるクールビューティな感じの先生でした。ちょっと厳しそうかも!?
挨拶の後、真っ先に聞かれたのが、「二人にとって、この妊娠は嬉しい出来事なのかしら?」でした。もちろん、答えはYesなんですけど、計画外の妊娠ということで、確認が必要と思われたようでした。両親が赤ちゃんをどのように思っているのかを知ることは、今後の関わり方を考えるうえで大事なの、と説明されました。なぜか、このやり取りで、Dr.Kに好意を持ちました。

その後の説明でも、全体的に、Dr.Kはかなり率直なもの言いで、いい情報も悪い情報も全て隠さず伝えるという姿勢に、安心感を感じました。あとで聞いたら、Edも、Dr.Kに好感を持ったそうで、このクリニックで出産までお願いしよう、と、心を決めました。

初診というか、プレ健診

ツワリと戦いながら、毎日、フィギュアスケートの世界選手権を観戦しています。どうにも政治を感じてしまう大会なのですが、そんな中でも日本人選手が頑張っていて、嬉しいです。安藤美姫選手の優勝は、今季の安藤選手なら絶対可能だと思っていましたが、実現して、本当によかった!!おめでとうございます。

さて、今日も、やっぱり写真がアップできません・・・。
現在ツワリ真っ最中なのですが、英語でmorning sicknessと言われるツワリ、私の場合は、朝ではなく、午後から夜にかけてが酷いので、調子のよい午前中に気分転換に出かけたりしてるんですけども、そのご紹介はまた後日にして、妊娠9週目の産婦人科初受診について。

予約を入れた際に、初診は、医者ではなく、看護師による問診と各種検査の実施です、と言われていたのですが、そのときは、てっきりエコー検査(Ultrasound)のつもりでいた私。友人からも、9週目だと、腹部エコーではなく、経膣エコーだからね、と教えてもらい、準備(?)もしていたのですが・・・・

一般的に、エコー検査は、妊娠期間を通じて2回のみと言われて、もうガッカリ。
しかも1回目は、16週頃になってからとのこと。金額の高いエコー検査は、最低限しか、保険適用にならないのでした。もちろん、医者が必要だと判断した場合は、2回以上でも保険が適用されますが、特にリスクもなく、異常も認められない場合、私の入っている保険では、2回のみでした。
もちろん、自腹で検査してもらうことは可能なのですが、まだ人の形もしてないだろうし、そこまでしなくてもいいか、と、諦めました。

妊娠発覚から産婦人科受診まで

ここ何日か、忍者ブログさんの調子が悪いのかなんなのか、写真をアップできなくなってしまっているので、今日は文章だけです。あくまで私のケースですが、妊娠発覚から産婦人科受診までの流れを、日本の事情と比較しながら、記録しておこうと思います。

計画妊娠ではないので、実は、市販の妊娠検査薬で調べたのが、8週目に入ってからです。東京の友人によれば、人気の病院は、8週目くらいで分娩予約が閉め切られてしまうとか。もし日本だったら、お産難民になっていたかもしれないんですね・・・。

日本の場合、出産は病気ではないため、保険が適用されませんが、国から補助がでます。アメリカは、逆で、国からの補助はないのですが、保険が適用されます。この違いが、日本との違いを生み出しているような気がしています。
ただし、妊娠判明時点で保険に入っていない場合、保険に新たに入ることは難しいようです・・・。

因みに、費用ですが、最初に、一般的な定期健診のみでトータル$3,000と言われました。これは、経過に問題がなかった場合で、28週目までは、3~4週間に1回、それ以降は週に1回の割合で行われます。必要に応じて、各種検査が行われる場合、費用は、別途かかります。どの程度自費で払うのかは、入っている保険プランによるようですが、大抵の場合、ほとんどがカバーされるようです。
アメリカの場合、通常の健診と分娩(delibary)は、別の場所で行われることが一般的(ただし、担当医が分娩センターに出張してくれます)で、分娩費用の詳細は、まだ聞いていません。

さて、検査薬で陽性が確認されてすぐ、産婦人科(Obstetrics and Gynecology)で確認してもらおうと、病院探しをしました。私はもちろん、ほとんど病気をしたことがないEdも、病院事情については、全く知識がありません。ただ、入っている保険のネットワーク内のお医者さんにかからないと、自己負担比率が高くなり、費用が高くついてしまうということから、保険のネットワークの中から探すことになりました。ここで面白いなと思ったのが、日本のように、病院ごとネットワークに入っているのではなく、医者がそれぞれネットワークに入っていることです。今、かかっているクリニックでは、担当医以外は、ネットワーク外だったそうです。つまり、入っている保険によって、かかることができるお医者さんに制限が出てきてしまうということですね。(お金さえ払えば、希望するところに行けると思いますが・・・)
 

家族

今月に入ってから、ずっと体調不良が続いていた私。
原因もよく分からず、不安な日々を過ごしていたのですが、なんと、先日、妊娠していることが判明いたしました。

グリーンカードの面接を受けた際、将来計画について聞かれ、仕事をしたいなど、自分達のことばかり答えて、面接官に呆れた顔をされた私達。面接官は、いわゆる家族計画について聞きたかったらしいのですが、私もEdも、一瞬、ぽかんとしてしまったほど、子どものことは、思いつきもしなかったのでした。

とはいえ、結婚=私のアメリカ移住、を考えだした数年前から、時々、話し合っており、何となくは、決めてありました。それは、「ある程度まで自然妊娠にトライして、子どもが授からなかった場合は、途上国から養子を迎える」ということです。

日本では、人種の違う子どもを、裕福でもない家庭が、養子として迎えるということは、あまり現実感のない話だと思います。アメリカでは、セレブリティが養子を迎えるという話はよくニュースになりますし、ドラマや映画でも取り上げられています。シアトルの街を歩いていても、養子と思しき子どもを連れている夫婦を見かけることも、少なくありません。実態として、アメリカで、養子をとることが一般的なことなのかどうかは、私にはよく分かりませんが、子どもを産みたい、というよりも、子どもを育てたい、という気持ちが強い私達にとって、実子が無理なら、養子を迎えたいという考えは、とても自然なことでした。

なぜなら、Ed自身が、養子だからです。


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