観てきました!映画版レ・ミゼラブル。(写真は公式HPからお借りしました)
映画自体、1年半ぶりです。この1年半、映画好きだった私が、不思議なことに、全くと言っていいほど、興味を持てなかったのですが、この映画だけは、どうしても観に行きたい!と思ったのです。
突然、今日、Edが休みを取って、娘を見ててくれると言うので、思いがけず行けることになり、配役などについて、全く予備知識無しに行ったので、豪華キャストにビックリしました。←それも注目の理由だったんですね・・・。
号泣はしなかったけど、これは、映画館で観ることができて、本当に良かった!!!
午前中の回だったので、$6。たった$6で、こんな感動をもらえるなんて、何て素敵なんでしょう。
号泣はしなかったんだけど、フォンテーヌ役のアン・ハサウェイの演技には、涙が止まりませんでした(涙)特に、I dreamed dreamを歌ってるところ、魂こもってて、凄い気迫でした・・・。帰ってきてインタビュー記事を読んだら、髪を切るシーンは、本当に彼女自身の髪を切っていたそうです。結婚式の前だったらしいです。歌も、本当に歌ってるようにしか聞こえなかったんですけど、実際、そうだったみたいです。
もうひとつ、泣いたのは、エポニーヌ役のサマンサ・バークスのシーン・・・。元々ミュージカル女優ということを知って、納得。大人になってからのエポニーヌという役柄自体が、切ないのですが、彼女の表現力のせいか、切なすぎて泣けました。
それから、凄く印象的だったのが、ラッセル・クロウのジャベール。やっぱり、演技上手ですねえ・・・。意外と歌もうまかったし。
もちろん、ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンも良かったです。すっかりウルバリンのイメージが強くなってしまいましたが、こういう役柄の方が好きだなぁ。
コゼットは、子役も成人してからのアマンダ・セイフライドも可愛すぎる。物語の唯一の光なので、つまんないのはしょうがないのでしょう。
嬉しかったのが、マリウス役に、エディ・レッドメインが配役されていたこと!!!テレビのミニシリーズ、The Pillars of the Earth(大聖堂)でジャックを演じていた時、演技の上手な子だなあと、注目していたので、大きな役を得たのには、納得。
しかも、歌もうまい!
テナルディエ夫妻のサーシャ・バロン・コーエンとヘレナ・ボナム・カーターは、笑いをもたらせてくれて、いいアクセントだったし。端役の人に至るまで、歌と演技の上手な人ばかりで、圧巻でした。
完全にミュージカルを映画化したものだったので、ミュージカルが苦手な人には、辛い映画なのかもしれません。平日午前中だったので、ほとんど人がいなかったのですが、3組も途中退場してました。私も、歌の歌詞を聞きとるのが苦手(音が先に脳に認識されちゃうので)なので、かなり集中して聞かなくてはならず、前後の台詞から推測した部分もありましたが、2時間半、あっという間に過ぎました。
ミュージカルの良さと、映画ならではの描写が、凄くうまく組み合わさった映画だったのではないかと思います。大作を2時間半に押し込めているので、突っ込みどころも満載なのですが、スピード感があるせいか、気になりません。私、恥ずかしながら、原作を読んだことがありません。敬遠していたのですが、この映画を見て、初めて、激しく原作が読みたくなってきました。
正しいこととは何か、愛とは何か、人生の幸福とは何か、などなど、久しぶりに真面目に考えさせられました。観に行けてよかった!Edに感謝です。
PR
私の友達は日本で見てすっごく面白いよーって
言ってたけれど、
ミュージカル、っていうところが、
好きか嫌いかに別れるところだよね。
私は、サウンドオブミュージックで育ったようなものなので(笑)ミュージカル大好き!
でも、そうなの、
私たぶん、字幕なしだと、言ってることがほぼ聞き取れないと思うわ・・・。
NETFLIXか、ブルーレイ化を待つよー・・。