花が咲き乱れ、ああ、いい季節がやってきたなーと感じる毎日です。
先週は、お天気が良く、気温も高かったので、Washington Park Arboretumで、プレイデートをしました。
久しぶりの全員集合で、YMちゃんとKちゃんの旦那様も参加していたので、奇跡の母子集合写真も撮れたし、子供達は大はしゃぎで、とても楽しい一日でした。
遊んでもらっている子供達を見ていて、丁度、読んでいた本の内容を思い出しました。
読んでいたのは、児童精神科医の佐々木正美さんの「子どもへのまなざし」という本。初版が20年前なので、今となっては、当たり前の話もあるし、逆に、古いなあって思う部分もあります。講演をまとめたものだそうなので、読みやすい分、これって、ちゃんとした根拠があって言ってるのかな?みたいな内容もあります。でも、その辺りを差し引いても、子育て本ベストセラーと言うだけあって、面白かったです。プレイグループの子供達を見ていて、思いだした一節というのは、「育ち合う子どもたち」という部分。子どもというのは、自分の子どもだけが育つということはありえなくて、人と、とくにほかの子どもと育ち合うのです。親は、自分の子どもといっしょに育ち合ってくれる子どもたちが、視野に入っていなくてはいけないのです。ですから、自分の子どもはよその人に育てていただこう、ご近所の人たちに育てていただこう、親戚の人たちに育ててもらおう。そのかわり自分も、よその子どもをいっしょに育てようという、こういう気持ちを、いつももっていることが大切です。
今のプレイグループは、まさにそういう感じだなあ、と嬉しくなりました。
このプレイグループは、皆で一緒に育ててるって感じになっているので、本当にありがたいです。 実際のところは、子供は、3歳以降にならないと、本当の意味で「一緒に遊ぶ」ということは、できないそうです。それは、小児科医のDr.Gにも言われています。できれば、2歳以降、他の子どもと一緒に過ごす環境を整え、3歳以降、徐々に、一緒に遊んだりすることができるようになるのが望ましい、と。つまり、2歳半ばを過ぎるまで、今のプレイグループのような環境は、必要ないと言えば、ないのです。2歳半くらいまでは、一見、一緒に遊んでいるようでも、実際には、ただ隣あっているだけで、それぞれが自分のやっていることに没頭している、「パラレルプレイ」であることが、ほとんどだそうです。それは、我が娘もそうでした。※パラレルプレイでも、隣に他の子がいる、ということは、大事だそうですが。
だから、どちらかといえば、母親である私達のための時間だったな~、と思います。お母さん同士、だけでなく、お母さん達と子供達の関係もです。1年以上、娘と一緒に、プレイグループの子供達も、ずっと見てきたので、どの子に対しても、娘に対するように対応しているし、他のお母さん達も、同じようにしてくれています。もちろん、他の子の成長ぶりも、娘の成長と同じくらい、嬉しい。親の気持ちがリラックスして楽しい気分だと、子供も同じようにリラックスして遊べるっていうのは、色々なプレイデートに参加してみて、思ったことです。私が気構えていたり、緊張していると、娘も私にベッタリで、なかなか他の子と遊ぼうとしません。今、メインでやっている、このプレイグループで遊ぶ時が、一番、娘が生き生きしている時だと思います。この日、「このグループって、幼馴染になるんだよね~」なんて話がでました。学校や習い事に通い始めたら、子供にとっては、そちらがメインになって、このグループで遊ぶことも少なくなるのかもしれません。でも、母親同士では集まりたいね~って話してるし、細々と、大人になるまで続いていったらいいな~。っていうか、続けようっと。娘がYMちゃんの旦那様と、キャーキャー言いながら遊んでいるとき、Hちゃんが、一所懸命、小さな花を摘んでは、私に持ってきてくれました。 こういうとき、幸せだなーって思います。PR