日本の両親学級的なものが、アメリカにもあります。アメリカでは、Childbirth Education(出産教育)と呼ばれ、妊婦が、そのパートナー、家族、友達などと参加します。もちろん、1人で参加している人もいました。
私は、出産を予定しているHIghline Medical Centerのバースセンターが主催する2日間コース(1日6時間)を受けてきました。参加費用は、2日間で$105。事前に、日本の友達が送ってくれた日本の妊娠本数冊と、英語の妊娠本2冊を読んでおいたので、既に知っている内容が多かったのですが、本だけでは分からないこともあり、受けて良かったです。
それから、Edに色々勉強してもらうことができたのが、一番良かったかもしれません(笑)
1日目は、ハイラインで20年以上出産教育に携わっている方と、助産師の方2人による講義でした。2人とも、この地域に長年住んで子供を育てた方で、直近でアメリカで出産・子育てを経験した知り合いがいない私にとっては、経験談も交えながらの話は、興味深かったです。
それにしても、アメリカ人(?州によるかもしれませんが)は、意外と地域生活を重視するなぁ、というのが、今回、移住して気付いたことの一つです。地域の断絶と孤独化から、コミュニティ回帰の時期なのかもしれません。
教室で配られた本は、こちら→
Pregnancy, Childbirth, and the Newborn (4th Edition): The Complete Guide
なのですが、この本、ワシントン州の家族サポート団体である、Parent Trust for Washington Childrenが出版しております。正直、最初は、英語の妊娠本は、既に2冊あるからいらないんだけど・・・って思ったのですが、この本は、妊娠期間よりも、出産と新生児のお世話に重点が置かれており、これから役に立ってくれそうです。バースプランのサンプルも、使えそうな感じ。
参加者は全部で9人の妊婦+付き添い者7人の計16人でした。多分、私が最年長(笑)
早産になる可能性もあると言われていたので、25週時点で参加しましたが、他は皆さん30週以降(36週の人も!)で、妊娠後期に受けるようです。その方が、出産時期が近い人と知り合いになれたかもですね。
1日目の内容は、こんな感じです。
①乳幼児の安全性確保
キング郡で多い乳幼児死亡・怪我の原因とその予防法、人形を使った救命法の練習、Car Seat(チャイルドシート)の選び方
②出産時のペインマネジメント
Coach(パートナー、家族など)と一緒に呼吸法の練習、Focal point(痛みを逸らすため他に焦点を当てる)の設定、イメージトレーニング
③バースセンター見学
④陣痛から出産までの流れ
出産前に決めておくべきこと、病院に連絡する判断基準、入院に必要なもの、出産の流れ
チャイルドシートは丁度探し始めていたところだったので、色々アドバイスをもらえてありがたかったです。
あと、救命法の練習は、私、下手すぎで焦りました。講師の方に、「それじゃあ助からないわよー」と言われちゃいました・・・。Edは、以前講習を受けたことがあるそうで(知らなかった!!)、上手でした・・・。
ここのバースセンターは、自然分娩を推奨しているので、出産時のペインマネジメントを重要視しているようでした。呼吸法の練習は、氷を両手に受けて冷たさに耐えながらやったのですが、私とEdのタイミングが全く合っておらず、一抹の不安が。練習しておかないとダメかも・・・。
そんなこんなで、意外と6時間はあっという間に過ぎたのですが、帰ったら二人ともぐったりでした。
良かったら、応援クリックお願いします♪
にほんブログ村
PR
私もHighlineで出産予定で、両親学級の参加を考えていたため、とても参考になりました。ありがとうございます。
私は現在12週なので、30週前には受けたいなと思っています。
おなかがなかなか出てこないので少し心配なのですが、エコーでは赤ちゃんがすくすく育っているそうなので、大丈夫なのかな。
妊婦なのに食欲があまり出ず、妊娠前と食べる量があまり変わっていないので、ちょっと頑張らなきゃなという感じです。
Ziziさんは中期の始めころ食欲ありましたか?