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2010年秋にWA州シアトル近郊に移住しました。家族4人(夫のEd、2011年11月生まれの娘、ミニチュア・ピンシャーのKOKO)のゆるやかな日常を、記録しています。
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自己紹介:
2010年10月末に、アメリカに移住・見た目はアジアンだけど中身は完全にアメリカ人のEdと結婚しました。2011年3月にミニチュア・ピンシャーのKOKO(♀)、11月に娘が加わりました。
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妊娠中に読んだ英語の本と、マリラの気持ち

妊娠中に読んだ本のいくつかをご紹介します。

◆Mayo Clinic Guide to a Healthy Pregnancy


妊娠・出産について知識がほとんどなかったので、当然、関連用語の英語なんて(日本語も)、サッパリ分かりませんでした。でも、この本のお陰で、英語での健診が比較的スムーズにいきました。同じく知識のなかったEdより、私の方が、ドクターの話を理解していたくらいです。
説明が簡潔で、構成も非常に分かりやすかったです。アメリカだと9カ月でカウントされますが、この本は10カ月に区分されていたのも、日本の妊娠本と比較しやすくてよかった。ただし、割とサラッとした説明(だから読みやすい)なので、経産婦の方には物足りないかもしれません。初産婦の私には十分でした。

◆What to expect when you're expecting


アメリカの妊婦さんのバイブルと言われている本。非常に読みやすく、とにかくカバー範囲が広い!Mayo Clinicの本より、トピックの量は断然多いです。
でも、個人的にはこの本は好きではありませんでした。まず、構成がスッキリしていないこと、それから、根拠のない主観的な記述があちこちに見られたこと、内容の濃淡の付け方の基準がよくわからないこと(どうしてこのトピックにこんなに紙面を割くの?という疑問が多々)、文体が好みではなくて読んでいてイライラしたこと、が理由です。

とはいえ、取り上げている内容は幅広いので、そこがバイブルたる所以なのかな、と思います。妊婦へのDV(家庭内暴力)など、アメリカならではのトピックも多くて、そういう意味では興味深かったです。

因みに、私が経験したEchogenic Bowelについては、Mayo Clinic~とWhat to expect~のどちらでも説明はありませんでした。



◆The Unhealthy Truth

日本もそうですが、アメリカでもアレルギーを持つ子供が多くなってきていると聞いて、興味を持ちました。
アメリカという国に誇りを持ち、信頼を寄せている普通のお母さん(とはいえ、MBAホルダー)が、自身の子供に卵アレルギーが出たことをきっかけに、自分達の食べ物は安全なのか?という疑問を持ち、調べていくうちに、アメリカの大企業と政府、場合によってはNPOまでが癒着して、国民の健康を脅かしているということに気づいていく、という調査記録です。
自分で調べて考えて、どのように家族を守ったらよいかと悩んで、行動に移していく一人のお母さんの手記なので、彼女が調べた様々な情報リソースが紹介はされているものの、科学的な研究本ではありません。でも、アメリカの食についてぼんやりした知識しかなかった私には、いい取っ掛かりとなった本でした。非常に読みやすかったです。

◆The Bilingual Family

今思うと、子育てについて全然想像ができてなかったんだなあと思いますが、実際のお世話の方法よりも、妊娠中は、日本語をちゃんと教えられるんだろうか、ということの方に関心がありました(笑)
家庭内が単一言語で、所属する社会が家庭内言語と異なるという状況(移民や海外駐在家庭)でのバイリンガル教育についての本は結構あるのですが、うちのように、家庭内が複数言語でのバイリンガル教育についての本は少ないような。
この本は、バイリンガルとはなんぞや、というところから明快な説明がなされ、続いて、様々なバイリンガル家族での教育方法の事例と結果(子供達を追跡調査)が示されており、分かりやすかったです。自分が想定しているバイリンガル教育がだいぶ明確になったように思います。というか、全然分かってなかったことに気づかされた本でした。難を言えば、ヨーロッパ言語同士やヨーロッパ言語と英語というパターンが多く、日本語と英語の場合とはちょっと異なる部分もあるかな、ということ。

◆Diaper FreeとThe Diaper-Free Baby

いわゆる「オムツ無し育児」、「EC(Elimination Cmmunication、排泄コミュニケーション)」に関する本。布おむつのことを調べているときに、アメリカで広まっているらしいECについて知り、興味を持ちました。生後すぐから、オムツを使わずトイレで排泄させるという考えです。トイレトレーニングではなく、親が子供を観察して、排泄を察知してトイレで排泄させることで、子供も自然に排泄はトイレでするものと知覚していくようになるそうです。読み物としてはDiaper Freeの方が面白かったですが、具体的な方法を示す実践的な内容なのは、The Diaper-Free Babyの方。トライしてみようと思ってましたが、残念ながら、未だできてません・・・。

◆Anne of Green Gables
言わずと知れた、赤毛のアン。実は、これが、一番衝撃を受けた本でした!
子供の頃から何度も読み返した本ですが、何年か前に最後に読んだ時は、過去に読んだ時と印象がそれほど変わってなかったのに・・・・今回読んだら、アンではなく、マリラの方に感情移入してしまったのです!!
・・・・そっか、もうマリラの年の方がアンの年よりも近いのね・・・・。さらに子供を持てば、マリラの気持ちの方が近くなるよね・・・と妙に納得。アンの青春以降は、まだアンに感情移入できると思うのですが、まだ試してません。

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No Title
やっぱりZIZIちゃんは勉強家だね~。きちんといろんな本を読んで
べビちゃんのために知識を高めて。
私なんて本、一冊くらいしか読んでないよ。(それもかなりいい加減に)
オムツ無し育児、時間が許せばやりたいけど仕事しながらじゃ無理そうね。
Re:No Title
Jillさん、ベビちゃんのために、という部分もあるのですが、実は本中毒なんです・・・。何でも3日坊主で長続きしないのですが、読書だけは、子供の頃から、1日1回しないと気持ち悪くて寝れなくて。ここにあげた本は、大学のテキストと比べたら、笑っちゃうくらい読みやすいので、勉強家とは言えないですよう(汗)
オムツ無し育児、仕事しながらだと大変ですよね・・・。朝だけ、とか区切ってやってもいいって書いてありましたが、専業主婦なのに。それすらできてない私です(-_-;)
【 管理人ZIZI 2012/01/19 08:21】
No Title
読書家ですねー。わたしは積んどくばかりで読むのが遅くって。
育児の本も面白そうですが、赤毛のアン。たしかにそうかも〜。子どもの時に読んだのとは視点が変わってるって、ありますよね。マリラって、ほんとにとっつきにくいおばさんだと思って読んだものですが、今読んだらきっと間違いなくアンよりマリラのほうに感情移入するのでしょうねー。
Re:No Title
Tomozoさん、私も大半は積ん読です(汗)遅読のうえに、読んだ後すぐに内容忘れちゃうので、何度も読み返しております・・・。私より読む弟には、「何でそんなに忘れられるの??」と呆れられます。
赤毛のアン、そうですよね!?マリラって頭固いよなー、つまんないなーって思ってたのに、マリラが、アンの個性を大事にしながら、ちゃんとした人間に育てなきゃ、って思ってるのがヒシヒシと分かって、感動しちゃいました~。長いこと読み返してない本をどう感じるのか、色々読み返したくなってきちゃいました(笑)ああ、でも、そうすると積んである本が益々減らない・・・
【 管理人ZIZI 2012/01/19 08:31】
No Title
ZIZIさん〜!たくさん本を紹介してくれてありがとうございます〜:)最近特に子どもが産まれる前にバイリンガル教育に関して専門書が読みたいな〜って思ってたんですごく参考になりました♪
「子育てに関しては私が言ってることが正しいんだからそれに従いなさ〜い!」みたなpushy系な人ママをよく見るのですが、でも話を聞いてると科学的じゃなかったりかな〜り主観が入ってて、「え〜!」って思うことがあるんですよね〜!でも本の内容に関してもZIZIさんはしっかり客観的に捉えられていてすごいなぁと思いました☆:)
今日はすっごく寒いですね〜><どうぞ温かくしてお過ごし下さい♪
Re:No Title
くみさん、お役に立てて嬉しいです(*^_^*)
バイリンガル教育、悩みますよねー・・・。そもそも私自身の日本語は大丈夫なのか!?っていう問題も(笑)
国際結婚カップルの子弟って多いと思うのですが、研究してる人って少ないのか、私が調べて切れてないのか、あまり見つけられなかったのですが、もし、くみさんもいい本見つけたら教えてください~。
【 管理人ZIZI 2012/01/19 13:25】
No Title
さすがっ。

うちにも、さー・・。妊娠しようと頑張ってた頃に買った
妊娠関係の本とか、あるのよ・・。
本当は、ある時点で、捨てよう、かなと思ったんだけど、
今思えば、捨てなくて良かったかな。
100人の子供がいたら100通りの育て方があると思うけど、
それでも、初めての子育てだもん、いろいろ知りたいよね。
知ってて出来なかった、というのと
知らなくて、やってあげられなかった、というのは、
なんか、ちょっと違う気もするし。

ゆっくり育ててあげてね。呼吸に合わせて。
それが一番基本のことなのかなと思う。
Re:No Title
masakingさん、妊娠本って、妊娠前・もしくは妊娠直後に読むものなのだと思いました!
だから、捨てないで正解ですよ!!
私なんて、気づいたのがもう8週目とかで、本を読み始めたのも12週目くらいだったかな。妊娠直後にやっておいた方がいいこと(葉酸を摂取するとか)って本当に沢山あって、「もう遅いよ・・・」ってブルーになりましたもん。
本に振り回されたくはないんですが、masakingさんの仰るように、知らなくてやってあげられなかったりするのは、残念かな・・・と。でも、実際に子育て始まると、本で読んだことなんか思い出しもしないくらい、あっという間に時間が過ぎちゃいます(^_^;)
【 管理人ZIZI 2012/01/19 13:36】
本!
妊婦のときは 私も 色々な本を読んだりDVDを見ましたね。主人が 図書館で働いてるので それは それは たくさんの本を借りてきてくれました。 What to expect when you're expectingは 妊婦の人誰もが読む本ではないでしょうか? すごく人気がありますよね。

The Happiest Baby on the Blockは 私の元ルームメートのお勧めでした。 良かったです。 
 
最近 あまり本をよんでないのでまた 読書に復活したいです。
Re:本!
ゆめさん、旦那様がライブラリアンとは、素敵ですね~!!!
図書館は、日本でもアメリカでも、一番好きな場所の一つです。今は、専ら電子本を借りてるだけですが、娘が大きくなったら、連れて行きたいです。ゆめさんの場合は、お父さんの職場でもあって、娘さんを連れて行ってあげる楽しみが倍ですね!!
The Happiest Baby on the Blockは、そういえば、写真家の方に勧められた本でした!良いのですね~。早速読んでみます♪ありがとうございます:)
【 管理人ZIZI 2012/01/25 04:17】
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