停電騒ぎでバタバタしてるうちに、娘の鼠径ヘルニア(Inguinal Hernia)手術からあっという間に1週間が経ちました。予後も順調で、娘は元気いっぱい!です。手術痕もみるみるくっついていき、赤ちゃんの細胞の活きのよさを感じます。
ヘルニアは、娘がそうだったように、右側に出ることが多いらしいのですが、生後すぐに症状が出る場合、多くの場合、症状が出ていない左側の腹膜にも穴が開いていることが多く、後から発症するそうです。そのため、Dr.Wには、今、左側には症状が出ていないけれども、左側も確かめることを勧められました。
正直、もしかしたら何ともないかもしれないのに、切るのはどうなんだろうって躊躇しました。Dr.Wも、症状の出ていない反対側も確認することについては、controversial(賛否両論)がある、と言ってました。
最終的には、今だったら手術痕もほとんど分からなくなるということ、また、全身麻酔で手術を受ける羽目になるよりは、今、確認して、症状があれば治してしまった方がいいのではないか、と、左側も確かめてもらうことにしました。
結果としては、娘の場合、左側も穴が開いていたそうで、確かめてもらって正解でした。右側は、飛び出ていたのは腸ではなく、卵巣だったそうで、早めに見つかって、治せてよかったと、Dr.Wに、術後に言われました。卵巣が捻じれちゃったりすると、壊死することもあるそうなので、心配がなくなってよかったです。
ただ、もし、左側が何ともなかったら、確認できたからよかった、と思えたかどうかは、微妙です。
手術は朝7時半からでした。8時40分にはDr.Wが戻ってきて、詳しい話をしてくれたので、麻酔導入部分を除けば、手術自体は1時間と、凄く早かったです。
赤ちゃんでも、手術前4時間は、食事をしてはいけないんです。娘は、今、大体3時間置きに授乳しているので、手術前に泣かれてしまいました。抱いてあやそうと思ったのですが、ナースから、お母さんは抱っこしないで!って言われちゃいました。
ミルクが欲しいのに、ミルクをくれる筈の人がくれないと、怒ってさらに泣いちゃうんだそうです。
で、ナースがあやしてくれたら、すっかりご機嫌。
抱っこされながら、リラックスしちゃって、大あくびでした。
お母さんとしては、ちょっと淋しかった・・・。
その後も、心配で暗い顔をしている私とEdをよそに、別のナースに抱かれてニコニコしながら、手術室へ消えて行きました。
1歳以上だと、親が麻酔導入まで付き添えるのですが、1歳以下は必要ないからダメだそうで、待合室でお別れでした。
手術後、本来は、1人しか回復室に入れないらしいのですが、大雪で手術のキャンセルがあったのか、この日は、娘だけだったので、特別に私もEdも入れてもらうことができました。
回復室に入ったら、丁度目覚めて、お腹が空いてることに気づいたようで、物凄い不機嫌顔で怒ってました。麻酔で朦朧としている筈なのに、授乳を始めたら、凄い勢いでむしゃぶりついてきて(笑)、ナース達に、「凄く元気ねー。これなら、点滴はすぐに外せるわね」って笑われました!
麻酔の副作用もなく、本当によかったです。
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しかも、腸じゃなくて卵巣だったなんて・・。
ホント、早く見つけて、早いうちに治療することができて
よかったよね。
これも、毎日ちゃんとお母さんであるZIZIちゃんが、
赤ちゃんと向き合ってる証拠だよね。
それにしても
人間の生命力の基本は、食べることなのね、と
そう思ってしまったよ(笑)
お腹がすいてたら、力が入らないもんねえ(笑)
次回検診の際には、無事に合格サインが出るよう祈ってます。