娘の手術に当たっては、12月にDr.Wに診てもらったときに、経過観察のために1泊してもらいます、と言われたんですね。私達もそのつもりで、準備をしていきました。
手術日の前日からずっと停電になって、暖が取れず寒くて、病院に行くことができて良かったかも、とちょっと思ってました。
受付を済ませた後、体重や心拍を確認してくれたナースと話をしてたときに、「来るの大変だったんじゃない!?」って心配されたので、冗談のつもりで、「Dr.Wには、延期してもいいよって言われたんですけど、停電しちゃって大変だったんですよ!家にいるより、病院に来た方が電気があってあったかいから、ここに来れて良かったですよー」って言ったんです。ナースも、「そうよねー!ここだったら、あったかいご飯も食べれるし、ホテルみたいなものよね~(笑)」と返してくれて、Edと3人で、あははっと、和気藹藹と喋ってたんですね。
その最初のナースが、手術ナースに私達を引き渡す時、「彼らのお家、停電したエリアにあるんだって!今日が手術で丁度良かったわよね~。」と紹介してました。
笑ってたナースとは異なり、それを聞いた手術ナースが、「ええっ!?それは大変でしたね・・・」と、深刻な顔で言ってくれたので、Edが、「まあでも、退院までに電気が戻らなかったら、弟の家は停電じゃないらしいんで、お世話になろうと思ってます」と答えてました。
次に、手術の後、回復室で、担当ナース(また違うナース)から、「停電なんですって?1泊した方がいいわね。」って言われて、病棟のナースに、「これから行く患者さんのお宅、停電エリアにあるらしくて、今日はここに1泊するから、準備して」と連絡していて、あれっ?と思いました。
で、最後。病棟のナースに、「本来、日帰りの手術なんですけど、今回、停電とのことで、1泊できます。」って言われたのです・・・。
ええっ!?娘が小さいから1泊(最初のナースは、Because She is so little, she needs to stay overnightって言ってたんです)なんじゃなかったの??
Edも、「どういうことだろう・・・。最初のナース以外、本来は泊る必要がないって思ってるみたいなんだけど。必要ないのに、停電だから、保険を使って1泊するのは、間違ってる。停電してるけど、行くあてがない訳じゃないのに。」と言い始め、Dr.Wのアシスタントに電話しました。
しばらくしたら、Dr.Wがわざわざ病室まで来てくれて、「娘さんのケースは、1晩の経過観察が必要かどうかの判断基準ではグレーラインなので、混乱したのかも。安全サイドを取って、経過観察をした方がよいというのが私の判断なので、1泊してください。」と言われて、一件落着。
ヘルニアの手術自体はリスクが低いのですが、赤ちゃんの場合、全身麻酔のリスクが高いそうです。そのため、受胎後50週まで手術を待つ必要がありました。(実際には49週でしたが。)手術前に、麻酔医から詳しい説明があって、リスクを最小限にするとは言ってましたが、未熟児や早産で産まれた赤ちゃんの場合、全身麻酔により、呼吸や心拍に異常が出る可能性があり、1晩の経過観察が必要になるそうです。娘の場合、一応Full Termで産まれてますが、経過観察が必要ないと判断されるのが、予定日(40週)以降に産まれた赤ちゃん、らしく、38週で産まれた娘はグレーライン、ということだったようです。
冗談のつもりで言った言葉が、伝言ゲームで、混乱の原因になって、当惑した1日でした。
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やっぱり、鵜呑みにしちゃいけないってことだわ・・と
思ったわ。
人から人へ伝わるうちに、話ってやっぱり少しずつ変わるんだね。
増えれば増えるほど広がれば広がるほど
元の話は曲解されたり、尾ひれはひれがついて
大げさなものになっていたり、するんだろうねえ・・。
でも、なんか、、誤解がとけてよかったね(笑)
入院の目的が、変な方向のままだったら、
なんか居心地悪かったよね。きっと。