◆The Unhealthy Truth
日本もそうですが、アメリカでもアレルギーを持つ子供が多くなってきていると聞いて、興味を持ちました。
アメリカという国に誇りを持ち、信頼を寄せている普通のお母さん(とはいえ、MBAホルダー)が、自身の子供に卵アレルギーが出たことをきっかけに、自分達の食べ物は安全なのか?という疑問を持ち、調べていくうちに、アメリカの大企業と政府、場合によってはNPOまでが癒着して、国民の健康を脅かしているということに気づいていく、という調査記録です。
自分で調べて考えて、どのように家族を守ったらよいかと悩んで、行動に移していく一人のお母さんの手記なので、彼女が調べた様々な情報リソースが紹介はされているものの、科学的な研究本ではありません。でも、アメリカの食についてぼんやりした知識しかなかった私には、いい取っ掛かりとなった本でした。非常に読みやすかったです。
◆The Bilingual Family
今思うと、子育てについて全然想像ができてなかったんだなあと思いますが、実際のお世話の方法よりも、妊娠中は、日本語をちゃんと教えられるんだろうか、ということの方に関心がありました(笑)
家庭内が単一言語で、所属する社会が家庭内言語と異なるという状況(移民や海外駐在家庭)でのバイリンガル教育についての本は結構あるのですが、うちのように、家庭内が複数言語でのバイリンガル教育についての本は少ないような。
この本は、バイリンガルとはなんぞや、というところから明快な説明がなされ、続いて、様々なバイリンガル家族での教育方法の事例と結果(子供達を追跡調査)が示されており、分かりやすかったです。自分が想定しているバイリンガル教育がだいぶ明確になったように思います。というか、全然分かってなかったことに気づかされた本でした。難を言えば、ヨーロッパ言語同士やヨーロッパ言語と英語というパターンが多く、日本語と英語の場合とはちょっと異なる部分もあるかな、ということ。
◆Diaper FreeとThe Diaper-Free Baby
いわゆる「オムツ無し育児」、「EC(Elimination Cmmunication、排泄コミュニケーション)」に関する本。布おむつのことを調べているときに、アメリカで広まっているらしいECについて知り、興味を持ちました。生後すぐから、オムツを使わずトイレで排泄させるという考えです。トイレトレーニングではなく、親が子供を観察して、排泄を察知してトイレで排泄させることで、子供も自然に排泄はトイレでするものと知覚していくようになるそうです。読み物としてはDiaper Freeの方が面白かったですが、具体的な方法を示す実践的な内容なのは、The Diaper-Free Babyの方。トライしてみようと思ってましたが、残念ながら、未だできてません・・・。
◆Anne of Green Gables
言わずと知れた、赤毛のアン。実は、これが、一番衝撃を受けた本でした!
子供の頃から何度も読み返した本ですが、何年か前に最後に読んだ時は、過去に読んだ時と印象がそれほど変わってなかったのに・・・・今回読んだら、
アンではなく、マリラの方に感情移入してしまったのです!!
・・・・そっか、もうマリラの年の方がアンの年よりも近いのね・・・・。さらに子供を持てば、マリラの気持ちの方が近くなるよね・・・と妙に納得。アンの青春以降は、まだアンに感情移入できると思うのですが、まだ試してません。
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べビちゃんのために知識を高めて。
私なんて本、一冊くらいしか読んでないよ。(それもかなりいい加減に)
オムツ無し育児、時間が許せばやりたいけど仕事しながらじゃ無理そうね。