何日か前に、幼稚園時代の幼馴染Yくんから、荷物が届きました。
Rummyというロッテのチョコレート、文庫本、日本ぽい上品なパッケージの海老煎、子供の頃毎日遊んでいた神社のお札を送ってくれました。Rummyは、冬限定のチョコで、大好きなのに、一時帰国する頃には、多分売ってないという話をしたら、大量に送ってくれました。
Yくんとは、かれこれ30年以上の付き合いで、と言いたいところですが、実は、子供時代の数年と、ここ2年間くらいの付き合いです。
10歳の時に連絡が途絶えた後、2年前に偶然再会し、また友達づきあいが始まったのでした。
事の発端は、私の大学時代の友人Mが、鮟鱇尽くしの会を開いたことでした。Mは、世界中を飛び回り、海外生活が長いせいか、とても社交的、かつコーディネート力に優れた人で、Mの友達を集めてホームパーティやイベントを開いて、どんどんネットワークを広げる凄い人。このときも、会場となったお寿司屋さんに、10数人が集まりました。
集まったのは、私を含めた大学学部時代の友人、元会社の同僚、現会社の同僚、米国大学院時代の友人などなどで、パートナー連れも多く、半数近くは、初めて会う人でした。とは言っても、Mのコーディネート力は完璧なので、人見知りの私でも、すぐに打ち解けることができる人達ばかりで、楽しくお喋りをしていました。
その中でも、Mがフランスにいたときに知り合ったAくんが、同い年で、愛知県の出身だということで、少し話が弾みました。
お互い、知ってる場所にいたことがある、などの共通項は、初対面のときには、よい話の種になりますよね。
私が、今はすっかり寂れてしまっている小さな町の名前を告げると、Aくんが、「え!?その近くの高校に通っていたんだけど」と言います。
高校の名前を聞くと、恐らく、私がそのまま住み続けていたら進学していたであろう高校です。
偶然だねぇ、と言って、その話題は終わりにするつもりでした。
でも、Aくんの食いつきが妙に良く、「高校時代の親友が、その町に小さい頃から住み続けてたやつなんだよ。ZIZIさん、知ってるんじゃないかなぁ?」と続けます。
それを聞いていた、周りの友人達は、全員、「知ってるわけないよねー。いくら小さい町だって、それなりに人数はいるんだし。」と思ってたそうです(笑)
正直、私も、いやー、だいぶ忘れちゃってるしなあ、多分知らないと思うけど・・・と内心困りました。
・・・が、出てきた名前が、なんと、唯一幼稚園から小学校までずっと仲良くしていた近所の幼馴染Yくんだったんです!!驚きすぎて、叫んじゃいました(笑)10歳で関東に引っ越して以来、連絡を取っていなかった幼馴染に、こんなところで繋がるとは!しかも、職場も近くらしい。
その場でAくんがYくんに電話をかけたら、向こうも絶句。20何年か振りに話すのに、電話は無理、とお互い拒否し、その後、改めてMとAくんとYくんと4人で会いました。それ以降、また、友達づきあいをしています。
スモールワールド現象って言いますよね。有名な話では、6人を辿れば、世界中の人と間接的に繋がれる、という説。友人Mを介せば、それって実現しそうだよね、という話はよく友人間でしていましたが、まさか、自分が、実際に体験することになるとは思いませんでした。
今は、ネットでどんどん繋がれる世の中なので、同じように、Facebookで●十年振りに友達と繋がった!という話はよく聞きます。でも、ダイレクトに繋がるのではなく、人と人とで繋がるというのは、また違う感動があるような気がします。こういうことがあるから、人との繋がりって面白いし、大事にしたいなぁと思うのです。
私の中では、Yくんのイメージは20数年前で止まっていたので、会ったら戸惑うかなと思ってたのですが、根っこの部分は、あまり変わってないようにも感じたのが、不思議。お互いの20数年のことを話すと、同じようなことに興味を持ったり、同じような場所に行ってるんです。実際に会って話してみたら、違和感がなかったので、三つ子の魂百まで、って本当かもしれませんね。
Rummyのチョコを食べながら、改めて再会に感謝した一日でした。
やっぱりRummyは美味しーい♪
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