2月12日の日曜日、娘は生後100日を迎えました～。
日本では、生後100日以降で、お食い初めと言う行事をするそうです。私自身は、そんな写真を見たことがないので、やってないと思うのですが、お宮参りでお食い初め用の食器を頂いたし、昨日、簡易に、しかも自己流ですが、やってみました。

子供ができて、普段はほとんどやったことなんてなかった行事を、やらなきゃ、って思っちゃうのが、我ながら不思議です。

神社で頂いた食器の中に入っていた「御食い初めの由来」によりますと、「・・・・（産まれた児は、産神様の）お恵みのうちに御信徳をいただきようやく生児の首もすわる百日目をむかえて人並みに食することの意義深さを悟ります。そして産神に産後の安泰をお告げ申し祝福を受けるために生児には赤飯や焼魚など成人と同じような食膳を供えて安らけき行く末と成長をお祈りいたします。」だそうです。

これに、神社の境内から小石を拾ってきて歯固めをするそうですが、そのためにまた神社には行けなかったので、そこは省略・・・。

さらに、普通は、赤飯、吸い物、鯛のお頭付きを供えるようですが、鯛なんて手に入りませんので、どうしようかな・・・と思っていました。

インターネットで調べてみたら、一汁三菜（赤飯、吸い物、煮物、焼き物、香の物）を供えるというのを見つけたので、それでやってみることに。
赤飯は、モチ米だけで、蒸篭で炊いてみました！初挑戦だったけど（練習しろ、って感じですね・・・）、まあまあ上手くできました。

和蒸篭なんて持ってないので、宇和島屋で飲茶用に買った中華蒸篭ですが、大丈夫でした。料理に使っている手拭を敷いて、その上に蒸気を通すクッキングペーパーを敷き（手拭にご飯粒が付いたら取りにくそうなので）、下ごしらえした米と小豆を乗せて、敷いた手拭の端をふんわり被せて、蓋をして蒸しました。

お吸い物は、うちの定番のマニラクラムで。最初、お吸い物のつもりだったのですが、折角、自家製味噌を作ったし・・・と思って、お味噌汁に変更。

煮物は、里芋。焼き物は、Edが釣ったサーモン。でも、形があまり綺麗でなかったので、小さくして、食べたかった南蛮漬けにしちゃいました・・・。焼き物じゃなくて揚げ物ですね・・・。どんどんずれてきた・・・。

香の物は、梅干しと、友達が送ってくれたフリーズドライの柚子と白菜を漬けたもの。

ま、何とか、それっぽくはなりました。

娘には一張羅のワンピースとボレロを着せて、いざ写真を撮るぞ！と思ったら、夜のぐずりが始まり、ギャン泣きをされてしまいました！

娘にとっては、しゃくりあげてるのに、無理やり食べ物を口の近くに付きつけられて、カメラを見ろ、と言われる、何とも釈然としない儀式だったことでしょう。これも、親の自己満足かもですが、将来、食に困らないように、との親心ということで。将来、こういうことをやったんだ、と、日本の文化に興味を持ってもらえたらいいな、とも思います。