①発芽玄米を軽く洗って水を切り、水で濡らして絞ったさらしに包んで、蒸す。麦麹の時と同様、芯が完全になくなるまで、やはり2時間かかりました・・・。
②発芽玄米が蒸し上がったら、アルコールで消毒しておいた入れ物に移し、水分を飛ばしつつ、アルコールで消毒したしゃもじで切るようにしながら、36℃になるまで冷まします。冷めたら、種麹を振り入れ、よく混ぜ合わせます。
450gの玄米を発芽玄米にしたのですが、米麹用の種麹は、3gちょっと使いました。
③種麹がよく混ざったら、ひとまとめにして、米を蒸したさらしに包み、タッパーに入れ、クーラーボックスへ。クーラーボックスには、お湯を入れたタッパー(蒸気が上がって湿度を保てるので)と水筒を一緒に入れました。
④時々、お米の温度を確認して、30~32℃を保持できるよう、水筒とタッパーのお湯を入れ替えました。大体、5~6時間置きくらいに替えました。
⑤24時間後に確認したら、40℃まで温度が上がっていたので、慌てて、消毒したトレイに移して、米粒をバラバラにしながら30~32℃まで温度を下げ、熱湯消毒した別のさらしに包んで、クーラーボックスに戻しました。
※うっすら白っぽい麹菌は繁殖していましたが、麦麹の時と違い、塊にはなっていませんでした・・・。
⑥38時間後に、温度を確認したら38℃でした。麦麹の時と異なり、あまり急激な温度上昇はなかったので、そのまま、水筒もタッパーも熱めのお湯を入れて、温かい状態を保ちました。
麦麹の時は、入れ物を替えて、表面積を増やし、熱を放出するようにしたのですが、あまり温度が上がらなかったので、それはせず、表面を覆っていた布を外しただけにしました。
※ある意味、管理が楽だったかもしれません。ただ、そのせいで、うっかりしばらく放置してしまい、冷えていたこともありました(汗)
⑦48時間後に確認したところ、まだ麹菌が全体に回った感じがしなかったので、そのまま、クーラーボックスに戻し、寝ました。54時間後になった時点で確認するつもりが、うっかり、8時間寝てしまい(>_<)、56時間後に確認。
麦麹の時のように、麹菌がびっしりはびこって、塊になってるような状態にはなってませんでした。この時点でも、パラパラしていたのですが、1粒ずつ見てみると、明らかに最初の状態と違って、全体が白っぽくなっていたのと、栗の花のような香りが強くなっていたし、温度も下がっていたので、これにて終了としました。
参考にさせて頂いた、「つくる楽しみ」のサイト(
http://ws-plan.com/kokurui/hatugagenmaikouji.html)の出来上がり写真だと、しっかり麹菌がびっしりはびこっている感じだったので、私が作ったのはそうならず残念です。そもそも発芽玄米の状態が悪かったのか、温度管理が悪かったのか・・・。また、トライしてみる必要があるようです。
この麹が、成功しているのかどうか不明ですが、これを使って、味噌と塩麹を仕込むことにしました。まだ続きます。
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・・・さすが。感服だよーー。毎回思うけど、
本当にいつか、講師をやったらいいよ!
発酵モノに限らずだけれど、
ZIZIちゃんは、体にいいものを作る職人だなあ・・というか、研究者っぽいよね。そういう気質だよねえ。笑
失敗を恐れていたら何もできない、というのは
ZIZIちゃんの行動まさに!と言う感じだね。
美味しく出来上がるといいねーー!
手作りは、その後の成果が楽しみがあっていいね。