私がEdから婚約指輪を贈られたのは昨年の8月だったのですが、実は、つい先日まで、そのお返しをしていませんでした、私・・・^_^;
そんなに高給取りでもないのに頑張ってくれたので、私もちゃんとお返しをしたいと思いつつ、やっぱり長く使えるものがいいなあと思って、時計とか、仕立ての良いコートとか、日本では定番のお返しと言われるものを、どう?と聞いてみても、いらないと言われてしまっていたのです。
それで、最終的に、贈ったものが、上の写真の品々です・・・
Edが一番欲しがっていたパソコンのパーツをプレゼントしました。
なんとなく、PCのパーツっていうのが、お返しとしては微妙な気もしたのですが、とにかく、今一番欲しいものが、スペックの高いPC、しかも自作PC、という人なので、まあそれもらしくていいかな、と。
しかし、最初に留学したとき、特に建築の勉強をした訳でもない普通の人が、家を自分で建てたり改装したりするのに驚愕したものですが、パソコンまで自分でつくるものとは思ってもいませんでしたよ・・・
お財布係として、Edにくっついて、いくつものコンピュータ関連のお店を訪ねましたが、結構、自作する人っているんですね。私はさーっぱり意味不明なので、商品を指定してもらって私がレジで買ったり、ネットでオーダーしたり、ということを続けて、ようやく、10日程前に、全てのパーツが揃ったところです。
パーツが全て揃ったところで早速作り始めたのですが、私が手伝うと、手伝うどころか寧ろ壊しそうなので、Ed以上に(自称)コンピュータフリークである義弟にヘルプを求めることに。因みに、パーツの一部は、義弟が去年のクリスマスプレゼントでくれたものでもあります。
左のPCのケースは、実は3年も前に入手していたものです。ようやく作ることができると興奮状態です。
このケースに、パーツを入れていくようです。
右が、マザーボードと呼ばれる電子回路基板。
PCってこれで動くのね、と思うと不思議です。
(よくわかってませんが・・・)
このマザーボードをはじめとして、他のパーツを、工具を使ってくっつけたりはめこんだりしています。既に、工作の世界ですね。
私はこの時点くらいで飽きちゃって、できたら教えて~、と本を読み始めてしまったのですが(笑)、途中で間違っちゃったりしたみたいで、3時間くらいかけて、ようやく完成。
でかっ!
ケースの大きさは知っていましたが、何だか中身を伴ってでーん、と置かれると、異常に大きく見えます。
これで終わりかと思い
きや、動かないとお話になりません。電源を入れたら、すぐにBIOS(Basic Input/Output System)が起動して喜んでいます。自作PCの場合、ここが最初の難関だとか。
しかし、喜びも束の間、Windows7のインストールがどうしてもうまくいきません。
ここからが長かった!
義弟とああでもないこうでもないと話しながら、結局2時間くらいかけてインストール完了。夕食後に始めたので、既に深夜をまわっておりました。
今までEdが使っていたノートPCも、結構良いスペックのものだったのですが、完成したPCは、ビックリするくらい処理速度が速く、他の部分でも明らかに性能が段違いです。
Edは、CGを作ったりもするので、これは、確かに必要だよね、と、最初はPCパーツを婚約指輪のお返しにすることに微妙な気持ちだった私も、納得でした。
値段は自作の倍くらいするらしいのですが、もちろん、同程度のスペックで、完成されたPCを買うこともできます。それでも私が想定していた金額の範囲内ではあったのですが、自分で作ることに意義があるそうです。
IKEAビジネスの成功は、低価格ということ以外に、自分で作ったものには愛着が湧く、という人の心理をうまく取り入れたからだと言われていますが、PCでも同じなんでしょう。
と、勝手に納得していたら、義弟が、PCが一般的になる前からPCをいじっていた人間にとっては、自作は当たり前だからね~と一言。うーむ・・・ただのフリークってことですか!?
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