実際には、私の場合、Edの扶養家族として入っている保険でほとんどカバーしてもらえるため(カバー率は、保険プランによって異なります)、支払い額は少しで済みます。でも、これって、保険に入っていないと、子どもを産むことすら難しいということですよね。実際、定期健診を受けずに出産する妊婦さんもいるそうです。
個人で保険に入るには、月額数百ドルが必要とも聞くので、仕事がなかったり、非正規職員で会社が保険費用を負担してくれなかったりする場合は、保険に入らず、病気になっても病院に行けない人が多いのが、アメリカです。
一方で、アメリカで医療を受けると、かなり手厚い医療や看護を受けるという印象を受けます。
一度だけ、大学の授業で、アメリカの大病院の見学をしたことがあるのですが、日本との違いに驚きました。
大病院であれば施設や設備にもお金がかかってるし、入院したらホテル並みです。
医師や看護士の数も、そもそも配置基準が違うらしいので、日本とは比べ物にならない程、多いのです。専門性もかなり細分化されているので、ホームドクターから専門医にかかるように言われると、専門医のいる病院で何人もの医者に診てもらうこともあります。私が入っている保険だと、ホームドクターに見てもらう際の自己負担は$25、専門医の場合は$40となっているのですが、このように、負担額も変わるし、何人にも診てもらうので、費用は増えるばかりです。
つまり、アメリカでは、日本よりも、1人の患者にかかる費用がかなり高い、ということでもあります。だから、保険が支払われる前の医療費が、日本と比べて、バカ高いのです。保険に入っている人にとっては、実際に支払う金額がそれ程でもないので、負担感は大きくありませんが、保険に入ってない人にとっては、到底払えない金額です。
私は、アメリカ国民ではないので、こんなことを言う資格はないかもしれませんが、アメリカの保険制度については、真剣に、大幅に改革してほしいと思わざるをえません。うまくいってないみたいですけどね・・・。
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