5月に入ってすぐ、出生前診断を受けることになりました。
普段行っているクリニックでは、私達が選んだSequential Screeningには対応できないということで、ダウンタウンにある総合病院Swedish Medical Center(スウェディッシュ・メディカル・センター)を紹介してもらいました。この病院では、日本語通訳の手配も可能だそうです。
近代的な建物がいくつも並ぶ、かなり大きな病院です。アメリカの大病院は、アラスカにいたときに、一度、大学の授業で見学した以来ですが、ここも、ホテルみたいに綺麗なつくりです。
私達がお世話になるのは、Maternal and Fetal Specialty Center(母体と胎児の専門施設)です。
Edは、覚悟ができたと言うものの、まだそこまで覚悟ができてなかったようで、前夜から緊張していたようです。私の方は、本来の目的を少し忘れ気味で、初エコー検査!ということにウキウキして、日本の母に見せたいんだけど、写真もらえるかなぁとEdに言ったら、「趣旨が間違ってない?」とたしなめられました・・・。とか言っておいて、最初に写真をもらえるか聞いたのは、Edなんですよ。
受付で、保険の確認をして、Deductible(控除免責額)$20を支払い、エコー検査の説明と、エコー検査で必ずしも異常が確定するわけではないこと・エコー検査で正常と言われても異常がある可能性があることなどを理解します、ということが書いてある書類にサインし、名前を呼ばれるまで待ちます。
ところで、Swedishに予約を入れた際に、指示されたことが1つだけありました。
それは、当日の朝、
膀胱を満タンにしてきてください、ということです。
エコー検査で膀胱を満タンにするとは・・・初耳なのですが・・・。
あまりの言葉のインパクトに、聞き返すこともできず、満タンってどんなもんだろう・・・と思いつつ、予約時間の40分前くらいまでに、1L程度の水を飲みました。
これが、大失敗!
なぜって、予約時間の際には、もう、トイレに行きたくて行きたくて、仕方がなかったんです。しかも、何やら前の検査が遅れていたのか、予約時間からさらに10分待たされて、案内されたときは、歩くのも口をきくのも辛い、という有様です。
エコー技師のPさんは、またもや大柄な美人で、とても優しそうな人でした。でも、膀胱は満タンね?と念を押されたので、どうしてもトイレに行きたいとは言えず、診察室に入りました。
温感ジェルをお腹に塗って、エコー検査開始です。
すぐに子宮内の様子が画面に映し出されて、赤ちゃんを、初めて見ることができました!!!
私に似て、落ち着きがない子なのか・・・ジャンプしまくってました・・・。脳や心臓もハッキリと見え、キックやあくびしてるのまで見れたのには、ビックリ!Jillさんのブログで、12週時点の赤ちゃんの写真を見ていたので、想像はしてましたが、実際に動いているのを目の当たりにすると、たった12週(実質は10週以下くらい?)でここまで育ってるのか!と、生物の神秘を感じました。
最初椅子に座っていたEdも、Oh My goooooshと言いながら、立ちあがって、画面に釘付け(笑)
Pさんが、次々と角度を変えて、次々とチェックポイントを確認しながら説明してくれているのですが、もうそれどころではありませんでした。
と、感動に浸っていたのですが・・・
赤ちゃんのポーズを変えるためなのか、お腹をぐっぐっと何度も押されるうちに、忘れていた尿意が激しく戻ってきちゃったんです(泣)
検査開始30分を越えた時点で、もう言葉通り限界寸前で、それまでの感動も吹っ飛び、脂汗は流れるわ、足や手は震えるわで、画面を見るどころではありません。
遂に、「ごめんなさい、もう無理でーす!」と力なくギブアップしてしまいました。Edの「You can do it! Think other stuff!」(大丈夫!他のことを考えて!)という他人事のようなセリフとは違い、Pさんは、優しく、「ほんと辛いわよね。あなたはよく頑張ったわ」と言って、トイレに行かせてくれたのですが、ギブアップする人っているのだろうか・・・。トイレがすぐ近くで、ほんと助かりました。
膀胱が満タンでないと、やはり検査がしづらいらしく、その後、それまでよりもペースダウンになってしまい、赤ちゃんに動いてもらうためにお腹を押される回数も増え、結局、予定よりも時間がかかってしまいました。申し訳なかったです。次回のエコーも膀胱満タンにしなくてはいけないなら、飲む量を抑えようと誓いました・・・。
詳細は健診でDr.Kから説明を受けるのですが、Pさんによると、特に問題は見られないとのことで、あとは、血液検査のみということになりました。
良かったら、クリックお願いします♪
にほんブログ村PR