今年のシアトルは、かなり寒くてビックリしています。
今週は、ずっと寒くて、外出時、娘も、「さむいー!さむいー!鼻でた!(=鼻水が出た)」を連呼。でも、息が白くなるのが面白いらしく、息をふーっ、ふーっ、と吐き出しながら、大喜びでした。
今日なんて、とてもいいお天気だったのに、最高気温が-2℃、最低気温が-8℃かな。
KOKOも、ベランダにすら出て行きたがらず、天気がいいのに、お散歩は断念。
1日、家でゴロゴロしてました。
こんな日は、絵本三昧です。丁度、先日届いた絵本を読み聞かせました。
それが、赤ずきんちゃんの絵本。
ハロウィンで、赤ずきんちゃんのコスチュームを着せたのに、赤ずきんちゃんの絵本を持っていなかったことに気づき、購入しました。
1つは、ポール・ガルドンの赤ずきん。オリジナルは英語ですが、この絵が好きで、日本語版を買ってしまいました。
Edが買った英語版は、イギリスを代表する絵本作家、バーナデット・ワッツのもの。こちらも、日本語版は売られているようです。
ガルトンのイラストが、ポップというか、漫画チックな感じなのに対して、ワッツのイラストは、ふんわりとした可愛らしいもので、柔らかな美しさが特徴的。どちらも、甲乙つけがたいです。
しかし、久しぶりに読みましたが、凄い話ですよね、赤ずきんちゃん。
グリム童話は、元々、残酷な話が多いというのは有名だと思いますが、子供の頃は、そんなに疑問にも思わず、喜んで読んでいたのが、我ながら不思議。
おばあさんも赤ずきんちゃんも、ペロッと狼に飲み込まれたにも関わらず、猟師が狼の腹を切り裂くと(その時点で起きるよね、普通・・・)、そのまま出てくるし(ガルトン版では、お腹の中は暗かったとのたまう赤ずきん。)。突っ込みどころが満載です。
こういう、現実とはかけ離れた物語を楽しめる能力が、子供の凄いところだ、という気もしました。
娘の反応はと言えば、「アージッキンちゃーん(赤ずきんちゃん)、カワイー!」と、赤ずきんちゃんのイラストには大喜びで、赤ずきんの衣装を着たがりました。
でも、話自体は、長すぎたみたいで、途中で飽きちゃいました。しばらくは、イラストを楽しむだけの本になりそうです。
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