昨年、
栗饅頭づくりをせつこ先生に教えてもらって以来、和菓子づくりが、マイブームです。
シアトルでは、
TOKARAという、ちゃんとした和菓子が買える場所もあります。
でも、家からは遠いし、買える日は限られているし、お値段もそれなりにするし、自分で上手に作れるようになる方がいいかな~と思って、四季折々に、いくつか作ってきました。
大変そうかと思いきや、意外と工程はシンプルで、コツをつかめば、そんなに難しくはないのです。でも、シンプルであるが故に、美味しく見た目も綺麗なものを作ろうとしたら、修業が必要でしょうね。奥深いです。
和菓子を作ろうと思ったキッカケは、お正月に食べる「花びら餅」を作りたいな~と、漠然と思ったことです。
花びら餅は、元々、宮中のおせちの一つだったそうですが、現在は、新年のお菓子として、1月に和菓子屋さんで必ず見かけるお菓子です。ゴボウの蜜煮、味噌餡、ピンク色のお餅を、求肥で包んだ、見た目にも綺麗なもの。
10代で茶道をやっていた際に、初めて食べて感動して、それ以来、茶道を止めても、お正月に食べる、というのが、自分の中での習慣?です。もう一つ、初夏に食べる「鮎」も、必ず日本では食べていたな~。
アメリカに来て、それができなくなったので、作れないかな?と思っていたら、日本で、この「季節を楽しむ和菓子 12か月」という本を見つけて、即購入。
他にも、和菓子レシピのいい本はあるのかもしれません。ただ、この本は、写真も綺麗で、見開きで1つのお菓子の作り方が見やすく載っており、さらに、お土産用のラッピングのアイディアも綺麗で、気に入りました。
早速、プレイデートの新年会で作ってみました。が、練習せずぶっつけ本番、しかも、当日の朝、1時間しかない中で作ったので、本通りに作る時間がなかった・・・。
しょうがないので、ネットに載っていた簡易版です。味噌餡をピンク色にして、ピンク色のお餅を省略バージョン。
しかも、移動中に潰れてしまって、見た目が汚くて、残念なことに・・・。
納得いかず、もう一度、挑戦しました。このときは、本に載っているバージョンを。味噌餡は、新年会で作った時の残りなので、ピンクのまま・・・。
完成版。
若干、お餅の厚さが不均一で、綺麗にピンクが出なかったかな・・・。
味は、自分で言うのもなんですが、美味しかったと思います。Edは、ゴボウの蜜煮がなければ美味しい、だそう・・・。ゴボウの蜜煮が肝だと思うのですが、これは、日本人でも好みが分かれるらしいので、しょうがないかな。ゴボウは、塩味系のイメージがついてるそうで、甘いのが違和感だそう。
ところで、白餡ですが、今回、Peruvian Jumbo Lima Beansを使いました。これが、大正解!!
栗饅頭のおさらいをした際、普通のLima Beansを使ったら、皮をむくのが、苦痛で苦痛で。それ以来、白餡を作る気になれなかったのです。
が、以前、ご紹介した、
PFIっていう輸入食材店で、見つけた巨大Lima Beansだと、あっという間に皮をむき終わるので、凄く楽!大きいから、娘にもむくことができて、二人で、遊び感覚で、皮むきができました。
白玉粉が高価なので、上新粉を混ぜて作りましたが、翌日でもモチモチしていたので、ポトラックに持っていく際は、前日夜に作っても大丈夫だということが、分かりました・・・。
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