この1週間、家族で順々に風邪をひいてしまい、止めは昨夜からの大雪、で、丸1週間、お出かけをしませんでした。こんなの久しぶり!
KOKOの散歩には行ってたけど、室内での遊びが多かったので、「おかーさーん、ご本読んでー!!」と繰り返し頼まれることが多くなりました。絵本ブーム再来のようです。
比較的長いお話も、大人しく聞いてられるようになりましたが、まだまだ、シンプルなものが楽しいようです。そして、擬音語が多い本が、大好きです。
シアトルは雨が多く、娘も雨が大好き。雨に関する絵本はないかなと思って探していた時に見つけた絵本がこれ。歌人の東直子さんとイラストレーター木内達郎さんの「あめぽぽぽ」です。
雨が降ってくるときの「さあさあ」という音、雨が傘にあたる「ぽぽぽ」という音、砂場に雨が降ってきて、踏んだ時に鳴る「じゃくじゃく」という音、など、美しい擬音で、雨が表現されています。娘も、真似して、「ぽぽぽ」と言って、喜んでいます。
お母さんと子どもが手をつないで外出するシーンでは、必ず、娘も私の手を握ってきて、ニコッとしてくれるのが、毎回、嬉しい。
イラストも、雨が虹色に表現されて、一粒一粒に顔が描かれていているのですが、うるさくはなく、美しい。
ここに住んでいると、どんよりした空と雨にうんざりすることもあるんだけれど、この絵本を読んでいると、雨の中のお散歩に行こうかな、という気分になります。
因みに、木内さんのイラストは、以前にも好きだと思ったことがある気がしてならなかったのですが、ようやく、その理由が分かりました。以前、日経ビジネスオンラインで連載していた、
第三企画室、出動すっていう小説のイラストを手掛けた人でした。話も結構面白いと思ったのですが、イラストが好きでチェックしていたのでした。
だから、この絵本を見たときに、すぐにピピッときたのかも。
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