さて、炊飯器で15時間経過した時点で、微妙な結果となったため、炊飯器で発酵させた?大豆の一部を取り分けて、オーブンで発酵する方法を試してみました。
既に実験の態をなしていませんが、貧乏性なので、できれば貴重な大豆を無駄にしたくないのでした。
元々炊飯器の活用方法を考えていたはずなのに、頭の中はどうやったら納豆づくりを成功させることができるのかという考えでいっぱいです(笑)
オーブンで納豆づくりをしている方々の情報を見ていると、どうやら24時間程度発酵させるというのが主流のようです。なので、9時間オーブンに入れて様子を見てみることにしました。
①まず、オーブンを最低温度(うちのオーブンは200°F)で温めます。でも、WARMというのもあるので、これでもいいのかも・・・。大体40℃で発酵させるのがよいみたいなので、温度計で40℃くらいになった時点でオーブンを切ります。
②オーブン内のライトをつけます。このライトで温度が保たれるようです。納豆を入れた容器に、保温のためにアルミホイルを被せ、空気穴をいくつか開けて、ライトに近い部分に置きます。扉を閉めて、放置します。
③いまいちライトで温度が保たれているのかわからなかったので、たまに扉を開けてチェックをしてみました。微妙だったので、一度、WARMにして温めました。オーブンの中に、お湯を入れたペットボトルやお鍋を入れて温度をキープする方法もあるみたいです。
④オーブンに入れて9時間後、恐る恐る開けてみると・・・
わーい!ちゃんと納豆菌?が表面を覆っています!!(左の写真)白っぽいものが表面に!明らかに炊飯器で温めたときと状態が違います・・・
⑤ラップをかけて、冷蔵庫へ。こちらも2日間熟成させます。
⑥2日後、冷蔵庫から出してみます。(右の写真)パッと見た感じ、炊飯器でつくった方と大きくは変わりません。オーブンで長く熟成させた方が、ほんの少し色が濃いかなという感じ。匂いの方も、ちょっと強いかも。
⑦混ぜてみたところ、粘りはこちらの方が断然あります。うまく写真が撮れなかったのですが、糸引いているの、わかるでしょうか?
お味の方ですが、正直なところ、炊飯器でつくった方とオーブンでつくった方とで激しく変わるという印象はなかったです。オーブンでつくったものの方が粘りがあるのでより納豆ぽい感じ。炊飯器でつくった方が、あっさりした感じでしょうか。
ただ、今回、大豆の茹で加減が若干足りなかったようで、若干かたく仕上がってしまい、凄く美味しい!!とまではいきませんでした・・・
大豆の味が感じられるので、うまくできればもうちょっと美味しいのかも。
もう少し試してみる必要があるかな、という感じです。
納豆づくりは、あまり少量でつくるとうまくいかないみたいです。私は少量でつくっているので、もっと量を増やした方がいいのかもしれません。
あと、オーブン内に納豆臭が充満して大変なことになるのではないかと思っていましたが、しばらくオーブンの扉を開けておいたら、そんなにかからず臭いはなくなりました。ただ、雑菌が発生してしまうと、アンモニア臭が強くなるみたいなので、雑菌の発生具合などによるのかもしれません。
電気代を考えると、断然オーブンでつくる方がいいでしょうね・・・
Edには、ここまで手間暇かけてつくるより、$2ちょっとなら買った方がよくない!?と何度も言われました(笑)
確かに。でも、うまくいったら市販のより美味しいような気もするんです。
日本ではお湯入りのペットボトルを発砲スチロール箱に入れて発酵させるやり方が多いようです。エコですね。
あとは使い捨てカイロを使うっていうのもありました。
湯たんぽでやったらもっといいんじゃないかと思ったのですが。やっぱり日本で湯たんぽ買ってくるべきだったな・・・(アメリカで湯たんぽ使う機会って少なそうと思ってやめてしまいました)。最近、日本の湯たんぽってデザイン・機能ともに素敵なものが多いんですよね。
とりあえず、炊飯器の使い道を考えるという点では失敗に終わってしまいましたが、納豆づくりはまたやってみようかなと思いました。
炊飯器どうしよう・・・
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発酵させる温度管理もパンみたいで大変そう。
私も納豆大好きですが、普段何気なく食べている納豆でも
実は自分なりの好みがあったことに気づきました。
粒は大きすぎず小さすぎず、ちゃんと豆の味を感じられるもの。
あとはやっぱりタレの味、でしょうか。タレはあの、だし醤油で良さそうですね!
是非、納豆作りを極めてください。
そしていつかおすそ分けを頂きたいです(笑)