※すみません・・・最初に書いたときの内容を読み返してみたら、省略しすぎててわかりにくかったので、追記しました(>_<)
(シアトル時間でJan.8)
昨夜、外出時に喉が渇いて、宇和島屋の安売りで1L$1.19だったDASANI waterを買って飲んでいました。
帰宅して、いつものようにEdと二人でメールやネットニュースのチェックなどをしていると、突然Edが、
「今日飲んでた水のブランドって、何?」と聞きます。
「え?DASANI Waterだけど。安かったから」
しばしの沈黙の後、
「Environmental Working Group(EWG)のペットボトルの水ランキングで、Dをくらってるよ、それ・・・」
え!?なんですか、それ??
ニュースページを見ても、簡単なことしか書いていないので、元ネタのEWGのHPを当たってみました。EWGは、環境、中でも有毒物質が与える影響などを研究・政策提言しているNPOで、水道水の何倍もするペットボトルの水(商品によっては、1900倍!)は、本当に企業が宣伝するようにピュアで綺麗なのか?というテーマの調査結果を公表したようです。
breakingnews.ewg.org/bottled-water-2011-home
詳細に興味のある方は、上記サイトのレポート(PDF)をどうぞ。
ざっと見たところ、①水源情報が明記されているか、②水の処理方法が明記されているか、③汚染されていないか検査して説明しているか、などの観点から173商品を調査してグレーディングをしており、DASANI Waterは、A~Fランク中のD(一応、Dの中では比較的Cに近い)だということが分かりました…
実際に水の成分などを検査して、という調査ではないのですけども。あくまでも、情報開示をしているかどうかという観点ですね。
うーん、それでも、Dってショック。ちょっと飲む気が失せてきちゃいましたよ…あとちょっとしか残ってないけど。
まあ、情報開示していないことがその水に問題があるとすぐに結び付けられる訳ではないとも思いますが、一方で、情報開示できない理由があるのか、と勘繰りたくもなります。
唯一Aランクを取ったのは、なんと「ろ過した水道水」(ただし、フィルター交換を忘れていなければ)だそうです。そうなんだ・・・。じゃあ、家で飲んでる水をボトルに詰めて持ち歩いた方がいいってことじゃないですか。
日本でも、このような調査ってたまにありますけど、美味しい水ランキングじゃないですか?最低ランクとか出しちゃうアメリカのシンクタンクって面白いですよね。
確か、日本も水道水が一番安全で美味しくなってきているはず(水道管が錆びてなければ)。浄水処理の技術が飛躍的に向上したからだと聞いたことがあります。
それにしても、安いものには理由がある、ということでしょうか。
日本ではよく薬局で500mlが80円で買えたクリスタル・ガイザーは、堂々のFランクです!飲んでました、いっぱい!!夏場は下手すると毎日!!!
食べ物と飲み物は、直接体になるので安全なものが欲しいですけど、安全なものは高いのかも。
肥満と貧困の関係を私が最初に知ったのはもう20年近く前ですが、シアトルでもPCCマーケットなんかで買い物をしてる人は細い人が多くて、ファーストフードのお店では肥満の人が多い、という傾向があるのを見ると、未だに改善されていないんだな、とつい思ってしまいます。もちろん、全員が全員そうではないとは分かっていますが。
Aランクがフィルターを通した場合の水道水、というのも、水道水の安全性が必ずしも高くないのを示唆していますよね。
実際、発がん性物質のクロムが多くの水道水で発見されているという調査結果もあります。(シアトルは大丈夫そうです)
参照サイト:
static.ewg.org/reports/2010/chrome6/html/home.html
日本でクリーニングのために通っていた歯医者さんは、アメリカで学んだ方だったので、こちらに来る前に、アメリカの水道水にはフッ素がかなり入っているから、虫歯にはなりにくいと教えてくれました。でも、体に悪そうじゃないですか?(さらに、歯磨き粉のフッ素率の高さにもびっくりしました。日本じゃ医療用にしか許可されない濃度だそうですね。)
日本にいてもリスク度は変わらないのでしょうが、できるだけ安全なものを探していきたいです。
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普段も水筒持参組なんで、ボトルの水を買うた事が殆ど無いです。オレゴンの水道水にはフッ素が入ってません。フィルターの良いのを取り付けようかなあ。。。