①生の落花生を圧力鍋で茹でます。塩は入れません。茹で時間は、鍋によって異なると思いますが、私は、普段、塩茹でピーナツを作る時よりも5分長めに茹でました。
→茹であがりは、親指と小指で簡単にぐしゃってなるくらいにしています。固いと、潰す時にかなり重労働になるので、「もしかして柔らかすぎ?」って思うくらい柔らかくした方がいいと思っています。
②茹であがった落花生の外殻を割って、中身を取り出します。柔らかく茹でれば、落花生の外皮も簡単にするっと外れますので、外皮も外した方が、美味しいのではないかと個人的には思います。(作るの初めてだけど・・・)
③次は、すり鉢で潰します!フードプロセッサーがあれば、もっと楽だろうけど、すり鉢で潰すのも、味があって好きです。でも、大豆よりははるかにラクで、すぐ潰れました。
→落花生味噌は、野菜ディップなどに使おうと思ってて、ツブツブ感があってもよいメンドクサイので、ある程度潰れたら、それでよしとします。滑らかな方が好きな方は、徹底的に!
④塩切りしておいた麹、潰した落花生、塩を合わせ、手で、万遍なく、よーく混ぜ合わせます。
→大豆などと違って、落花生は殻ごと茹でるので、茹で汁を種水として使えないけどお湯でいいのかしら?と思っていたのですが、種水を使う必要はありませんでした。やはり、柔らかくするのがポイントかと。
⑤味噌玉(④で作ったお団子)を、アルコール殺菌したジップロックバッグの中に投げ入れて、ぎゅうぎゅう押しながら、空気が入らないように詰めていき、空気を抜いて密閉し、仕込み終了!
因みに、⑤の途中で、娘が起きて泣きだしてしまい、Edに託したら、ペッタンコになってました・・・。ま、空気はできるだけ抜いてくれたみたいなので、よしとします。
これから、常温において発酵させます。発酵によって、バッグが膨らんだり、液体がでてきたりするので、さらにもう一つのジップロックバッグに入れるつもりです。液体がでてきたら、1週間に1回は、全体に廻るようにするようです。
麹の仕込みに比べたら、簡単です。
ただし、落花生味噌をあまり作っている人がいないのが、よく分かりました!殻があるので、落花生の分量が、茹であがるまで、把握できないんですね。殻むきや薄皮むきもメンドクサイと言えば、メンドクサイ。生落花生も、いつも手に入るわけでもない。結構、貴重なお味噌かも!?
今回、
3lb(約1360g)の生落花生を使いましたが、外殻、薄皮、腐っていたり発育不良だったりしたものを取り除いたら、なんと、たった
540gでした!
さて、ここから、麹の量を考えます。考えるに当たっては、池田屋醸造さんのHPを参考にさせて頂きました。ジップロックで仕込む方法も、ここで知りました。今回、複数種類の味噌を作る予定なので、保管場所を考えても、ジップロックの方が便利だなと思いました。
http://www.ikedayamiso.com/html/newpage.html?code=2
普通の味噌は、生大豆1に対して、麹の比率を考えます(0.5~3と幅広くあるようです。まさに、地域の味、家庭の味、ってことですね)。塩分量が同じだと、麹の比率が高い方が、甘口の味噌になるようです。
しかし、生落花生の場合、どうやって計算すればよいのか?
ここからは、私が考えてやったことなので、出来上がるまで、吉とでるか、凶とでるかは、不明です。
生大豆1:麹1.5とした場合、これを、煮大豆にすると、煮大豆2.2:麹1.5となります。
煮大豆を茹で落花生と置き換えて、茹で落花生の重量を入れてみると、2.2:1.5=540g:370g
と言う訳で、麹の量は、370gに決定~。なんと、これは、出来上がった麦麹の丁度半分!
神様も、そうしろと仰っているのね♪と、勝手に納得。
そして、塩分量は、麦麹には既に11%の塩が入っていますので、茹で落花生にも11%分の塩を加えれば、オッケーです。
計算式は・・・
茹で落花生540g÷(100%-11%=89%)=塩を加えた後の茹で落花生607g
塩を加えた後の茹で落花生607g-茹で落花生540g=塩67g
◆今回仕込んだ落花生味噌のまとめ
生落花生: 1,300g
煮た後の落花生:540g
生麦麹:370g
塩:46g(生麦麹分)+67g(落花生分)=113g (塩分率11%)
さて、上手くいくかどうか。数カ月後に、ご報告いたします。
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なんか、女性版F氏を彷彿とさせるじゃないか。笑。
私とね、ZIZIちゃんの大きな違いはね、
私が圧倒的に研究熱心ではないところね・・汗。
いつも、いろいろ教えてもらって、本当に助かっています。ありがとう。ありがとー。
落花生味噌。いろんなお野菜に合いそうー。