丁度、PCCマーケットに新しく登場した、Pedrosillano café garbanzo beans があったので、これで作ってみることにしました。このひよこ豆、WA州で採れるものなのです!まさに、WA州産味噌の材料として、うってつけ~。
普通のひよこ豆より、黄味がかった色合いで、味も、ほっくりしている気がします。浸水させると、普通のひよこ豆よりも大きくなり、今回、茹でた後に計ってみたところ、乾燥豆の
2.4倍の重さになりました。
さて、味噌の仕込み方は、落花生の時とほぼ同じ手順です。
①ひよこ豆の量の3倍の水で、10時間程浸水させる。
②圧力鍋で、「柔らかすぎるかも!?」と思うくらいまで茹でる。
③茹であがった豆の重量を計り、そこから塩分量を計算して、塩の量を決める。
④茹でた豆に塩、塩切りした麦麹を入れ、両手でシッカリと万遍なく混ざるように混ぜ合わせる。(ここを適当にすると、失敗につながるようです)
⑤お団子状にして、アルコール消毒したジップロックバッグに叩きつけるように入れ、空気をできるだけ出して、密封状態にする。
右の写真の上がひよこ豆味噌、下が落花生味噌です。色が全然違いますね。
今回、仕込むに当たっての考え方は、以下の通りです。
ひよこ豆は、生大豆と同じように考えればよいのかな、と思い、生ひよこ豆:麦麹=1:1にすることにしました。
つまり、残っている麦麹は370gなので、生ひよこ豆370g:麦麹370gです。
茹でてみたら、ひよこ豆は、
900g(生豆の約2.4倍)になっちゃったので、若干、麹の割合が減るかな、と思ったのですが、人によっては、生豆1としたとき、茹で豆は2.2~2.6までの幅で捉えてるようだったので、ま、いいか、と、特にひよこ豆の量は減らしませんでした。
茹でひよこ豆900gから、塩の分量を計算すると・・・
茹でひよこ豆900g÷(100%-11%=89%)=塩を加えた後の茹でひよこ豆の分量1,011g
塩を加えた後の茹でひよこ豆の分量1,011g-茹でひよこ豆900g=塩の分量
111g
と言う訳で、最終的なまとめは、こちらです。
◆今回仕込んだひよこ豆味噌のまとめ
生ひよこ豆:370g
煮た後のひよこ豆:900g
生麦麹:370g
塩:46g(生麦麹分)+111g(ひよこ豆分)=157g(塩分率11%)
ひよこ豆味噌は、麦麹で仕込むと、洋風料理に合うお味になるようですが、米麹で仕込んでも美味しいみたいです、次は、米麹で仕込んでみようと思います。
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こんなガルバンゾーあったんだね!
ガルバンゾーがあるのは見たけど、
種類まではまったく見てなかったよ。
いくつかあるのかな。
にしても、いろいろ知ってると、
こだわって作れるもんねえ。
またひとつ勉強になっちゃった。
こういうのは、一体どんなきっかけでZIZIちゃんは情報を得てるの!?
しかも、次から次へと、いろんなことを知ってるから、いつもびっくりするー。
アメリカに住んでる限り、
この土地で育ったもので出来るだけ美味しいものを作っていきたいなあって
それが理想だなあと思うので、
ZIZIちゃんが今回こだわって作ったお味噌たちは、まさにそのものだよね。
素敵。