今週は、晴れ間もほとんど出なくて、欝々とする週でした。
仕事の関係やらビザの関係やらで、秋が終わる頃にシアトルに来ることは動かせず、シアトルの冬の憂鬱さについて覚悟はしていたつもりですが、それでもやっぱり天気が感情に与える影響って大きいと思わざるをえません。
アラスカに初めて行った年は、真冬の日照時間が6時間を切ることもあって、日中に大学の授業が詰まっていると、「あぁ、今日もまた太陽を見なかった!」ということもしょっちゅうでした。太陽を見ないと、どんどん鬱っぽくなっていくんです。その時に初めて、太陽の偉大さを知りました。
冬になると、殺人事件やおかしな騒動が増えたという印象がありましたし。
その後、イギリスの北部に行ったとき、ヨーロッパ人がちょっとの晴れ間でもすぐに庭で日光浴をしたがる気分が、少し分かったものです(笑)
それで、シアトル。アラスカに比べたら日照時間は長いので大丈夫だと思っていましたが、やっぱり10年のブランクは大きいのか、意外とダメです(笑)
なので、基本的に時間はいっぱいあるし、最近、機会を見つけて、なるべく出かけたりするようにしています。
当面の目的は、シアトルダウンタウンを迷わず歩けるようになることで、散歩に勤しんでいます。だいぶ、中心部なら地図無しでも歩けるようになってきました。気を付けて歩いていると、結構あちこちに感じのよいお店なども見つかり、楽しくなってきたところです。
特にセンスがいいという訳でも、毎年流行を追いかけるタイプでもないのですが、お洋服が大好きです。
先週、今まで聞いたことのないお店を見つけて、嬉しくなりました。
お店の名前は、ALLSAINTS SPITALFIELDSです。
日本にいたときも聞いたことのないお店だったのですが、店構えの雰囲気が気になって中に入ってみると、ややロック調で、ともすると30代も半ばを過ぎた私には若すぎるかもしれませんが、探せば、好みのデザインで着れそうなものも結構あります!これは当たりかも!でも、70%オフの割には高めのものもあるかな。
あれこれ物色しているうちに、ちょっと妙な気がしました。サイズレンジが、6~14なのです。
あれ?ファイナルセールだし、6より下って売り切れたのかな?と一瞬思ったのですが、商品を見ると、私に丁度良さそうなサイズは、8なのです。
試着ついでにお店の人に聞いてみたら、イギリスブランドなので、イギリスのサイズとのことでした。
「これ、混乱するわよね~」とお店の人。なるほど。道理で、定価だと結構なお値段がする訳です。
それにしても、元々イギリスデザインは好きなのですが、知らずに入ったところもイギリスとは・・・。アメリカのブランドじゃなくて残念!ご興味ありましたら、オンラインショップもありましたので、見てみてください。
www.us.allsaints.com/ HPもカッコ良いです。
しかも、名前も何となくカッコいい印象!いまいち意味がわからないけど!
で、調べてみたら、Spital は、古語でHospitalという意味みたい。Spital(Hospital) Fieldsだなんて、なんとなく墓地を思わせる言葉(あくまでも印象ですが)。聖人達の眠る場所、とかそういう意味なのかなあ、なんて妄想していましたが、調べてみたら、元々はALLSAINTSだったのを、ブランドリニューアルでかつての所在地であったロンドンのSpitalfieldsの名前を後ろに付けただけでした!なーんだ、ただの土地名か~。saks fifth avenueみたいなノリですね。
あ、でも、Spitalfieldsは、大昔は墓地だったみたいで、ちょっと、おぉ!って思いましたけど、良く考えたら、イギリスはどこもかしこも墓地だった可能性は高いですからね・・・(イギリス、結構ゴーストツアーをやってる街が多かったです。)
HPを見ると、全米で9都市にしかお店を出していません。シアトルにあるって凄いかも!
そういえば、日本に上陸して大人気のアバクロのお兄(姉)さんライン
RUEHL No.925も、路面店がほとんどないのに、ポートランドに一時期お店がありましたね。なくなっちゃってショックなんですが。
ALLSAINTS SPITALFIELDS、調べてみたら、日本でも、セレクトショップなんかでは扱っているみたいです!私はセールじゃないと買えないけど(笑)、要注目かも。
よろしければ、お願いします。
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