先週の金曜日、お友達のshokoさんのお家に娘と二人でお邪魔しました。その日は、我が家のある地域では、早朝から停電、外は暴風雨だったのに、shokoさんのお家に着いたら、太陽が出てきて、春の気配まで感じる程でした。
とても気持ちの良い陽気になったので、shokoさんの提案で、ワシントン大学のキャンパス内をお散歩。
桜の花が、ずいぶん開いていました。
去年は、桜の時期にツワリ真っ最中で、お花見どころじゃなく、残念な思いをしたので、今年は、心ゆくまで楽しみたいものです。
ワシントン大学の桜は、日本人が大好きなソメイヨシノだそうです。
1939年に、ワシントンパーク植物園が、推定3歳の樹を1本$1.25で購入し、のちに大学に植え替えられたものとか。既に、樹齢70年を超えていますね。ソメイヨシノの寿命は60年~100年のようなので、あと何回見れるのかな・・・と思うと、去年見に来なかったことが悔やまれます・・・。
こちらに、ワシントン大学の桜について、説明があります:
http://www.washington.edu/alumni/columns/march99/blooms2.html
ワシントン大学でも、植え替えについては、議論があるようです。が、できれば、こんなに立派な桜の景色、毎年見れたら嬉しいなぁ。
桜は、日本にいても、特別な気持ちを起こさせてくれる樹ですよね。ましてや、海外にいたら、なおさらです。
shokoさんとも話してたのですが、海外に永住するという選択をすると、段々、日本から切り離されていくように感じてくるのです。かといって、私のように、まだ、移住して1年半では、この地に馴染んでもおらず、根を下ろしたと感じられるようになるには、ずいぶん長い年月が必要になることは明白。そういう、宙ぶらりんな状態の身にとって、桜は、日本と自分を繋げてくれるような象徴にも思え、日本にいたとき以上に、心を動かされるのかもしれません。
ところで、ワシントン大学のキャンパスの立派さには、目を瞠りました!ニ度と学生には戻らない、と思っていましたが、こんなに素敵なキャンパスを、学生として闊歩するのもいいなぁと、うっかり、思ってしまいました。
とても素敵な図書館の写真は、私ではなく、shokoさんが、私のカメラで撮ってくれたものです。
娘はぐっすり寝てしまっていたので、見せてあげられなくて残念。また、桜が満開になったら、行きたいな。
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図書館っていいですよね。