Book Startという事業、ご存知でしょうか。
自治体が、その地域で産まれた赤ちゃんとその保護者に絵本をプレゼントして、親子が絵本を通して絆を深めるきっかけをつくる、というものです。
元々はイギリスで1992年に始まったものなのですが、日本でも2001年から一部の自治体で始められ、現在、全国782の市区町村で実施されています。(データはNPOブックスタートHP参照:
http://bookstart.net/index.html)残念ながら、私が今住んでいるエリア(というかアメリカ全体?)では、このような事業は、やっていないようでした。(図書館での読み聞かせ事業はあるようです)
私がこの事業について知ったのは、数年前です。日本のシンクタンクで働いていた時に、とある自治体さんで、子供の読書活動についての調査を行ったことがあり、そのときに、図書館の方や専門家の方からお話を聞く機会があり、産まれてすぐに絵本を読み聞かせるのはとてもいいこと、という言葉に、驚きました。
当時は、まだ子供のいる友人も少なく、子供への絵本の読み聞かせというのは、言葉を話すようになってから、と思いこんでいたのです。視力も、新生児の頃は0.1以下と聞いたことがあったので、絵本を見せてもよくわからないのでは、と。
でも、赤ちゃんは、お母さんやお父さんの声を、胎内にいる頃から聞き分けていて、産まれてすぐに、読み聞かせをすると、反応するそうなんです。そして、「聞く」ことで、脳が刺激されるそうです。特に、絵本の文章は、語りかけるようなリズム感のある文章が多く、赤ちゃんでも楽しめるとか。
そんなことを色々と教えて頂き、早速、妊娠中の友達に触れまわって、ぜひやってみて!と頼んでみました(笑)実際に試してくれた友達に聞いてみたら、生後数カ月で、お気に入りの絵本に表情で反応するようになった、とか、言葉を覚えるのが早かったとか、子育てが楽しくなったとか、素敵な反応が返ってきて、凄いなぁ、自分に子供を育てる機会があったら、絶対やろう!って思ってました。
その後、新生児どころか、お腹にいるときから読み聞かせをするのもよい、と聞いたので、少しずつ始めています。因みに、これは、英才教育などとは全く違うので、ご注意を。あくまでも、子供とのコミュニケーションツールと考えた方がよいと思います。
産まれてくる子供には、日本語と英語、両方を理解できるようになってもらいたいと思っているので、私が日本語の本、Edが英語の本を担当しています。日本からは少しずつ送ってもらうつもりなのですが、まだ2~3冊しか手許にないので、まずは英語の絵本から始めています。
新たに買ったのは、私が昔好きだったこの2冊。邦題は「げんきなマドレーヌ」と「フレデリック‐ちょっとかわったのねずみのはなし」。
妊娠中の友達と情報交換しながら、色々探し始めたら、子供の頃の記憶がざああーっと戻ってきて、驚きました。ああ、これも好きだった、あれも好きだったと。思わず童心に戻ってしまいました。絵本は、大人も楽しめますね。
でも、ですね。読み聞かせって、凄く難しいかも!!Edは、「任せて!うまいから!」と自信満々に始めましたが、全然ダメ(笑) 胎児の頃から読み聞かせる理由の1つは、親が練習するっていう意味もあるのかもしれません・・・。因みに、マドレーヌは、「何、この話!?」っていう反応でした。男の人には分からないのかな。絵もお話も、すごーく可愛いんですけどね。日本語版を買って、私が読めばよかったと、ちょっと後悔。
この2冊、Barnes&Nobleで買ったのですが、お勧めの絵本というリストがついてきました。→
こんなサービスいつから始めたのでしょう?知りませんでした。Amazonに対抗しているのかな。
この中で、Strega Nonaっていうのは知らなかったのですが、絵が可愛かったので、買ってみました!
お話も面白く、出てくる呪文は子供が喜びそうで、なかなかお勧めです。
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特に、自分の子供に何を読ませてあげよう!って思いながら
絵本を探すのはとっても、わくわくしそうです。
子供って、
気に入った本を、何度も何度も何度も
大人が飽きるでしょう?と思うぐらい
何度も読んでもらうことで、安心感を得るんだそうです。
素敵なお気に入りの本が、
ZIZIさんの子供に見つかる日が、いつの日か来るのだと思うと、
なんだかほほえましいです。
ZIZIさんは、ママになるための準備を着々とやっていて、
感心しますよーー