釣りに関してはド素人の私ですが、アラスカで何度もEdにサーモン釣りに連れて行ってもらって、好きになりました。
未だに知識も技術もありませんが、川べりに座って、周りの景色や、静かに釣りをする人達、時々やってくる鳥や動物を見ていると、何だか穏やかな気分になれるのです。
釣り道具一式を入手した翌日、Edが事前に調べておいたPyallup River(ピュアラップ川)に下見に行ってきました。何せ、Edも義弟も、ワシントン州で釣りをするのは初めてなので、場所を探すのが一番大変なのです。
ピュアラップ川の釣りスポットは、街中にあります。川沿いに、トレイルがあるので、散歩をしながら、良さそうな場所を探しました・・・・が、物凄い人でした!!
下流の方(海に近い)は、日~火曜日に先住民以外が釣りをすることは禁止されている(一般釣り客とトラブルがあったのか、今年からそのようになったようです)らしく、境界には気をつける必要があるねと話していました。でも、結局、下流側は、かなりシリアスな釣り人達が、ウェイダー着用で川の中に入り込み、静かに等間隔に並んで釣っており、とてもじゃないですが、犬連れ・妊婦連れのお気楽パーティが入れる余地はありません・・・。
結局、だいぶ上流の方になってしまいますが、家族連れが沢山いる川原のある場所を選びました。
その日は、Edと義弟にルアーの付け方やキャスティングの仕方を教えてもらい(全く憶えてませんでした・・・)、周囲に迷惑をかけないようにキャスティングの練習だけして帰ってきました。
KOKOは、川原で大興奮。最近、番犬本能に目覚めてしまったので、吠えまくるのではないかと恐れていたのですが、意外と大人しく、一人で泥んこになって遊んでいました。でも、何でも口に入れてしまうので、最初に一帯を掃除しなくてはならず、疲れました。
残念なことに、ここの釣り人、レクリエーションで来てる人が多いせいか、マナーの悪い人が多くて閉口しました。ゴミを置きっぱなしにして帰ってしまう人が多いのです。
釣りをしながらタバコを吸っている人もおり、吸い殻を川に捨てている人もいました。魚を釣りに来て、川にタバコを捨てられる神経がよくわからないのですが。魚が飲みこむとか考えないのでしょうか・・・。とっても残念な気分でした。
翌日、連休最終日だったので、早朝から行く予定だったのですが、朝からお腹が張って動くのが辛くなってしまい、結局出発を遅らせ、着いたのが10時半。かなりやる気のない釣り人です・・・。
私は、長時間立ち続けていられないので、キャンプ用の椅子に座って、のんびり釣りをしました。
時間も外しているし、場所が場所だけに、あまり期待できないだろうなぁとは思っていましたが、予想どおり、3人とも、
1匹も釣れませんでした~。
あはは。
でも、実は、1匹だけ、私が、
Snaggingして(引っかけて)しまいました。何度もゴミを釣ってしまうので、手ごたえを感じたときも、「またゴミか・・・」と思っていたら、何と40~50cmくらいの魚が釣竿の先に!!
初獲物!?と興奮したのも束の間、Edが、「あああ・・・。Snaggingだ・・・」とガッカリした声。針が、魚の頭部の方に引っ掛かってしまっていたのです。あまり強く引かなかったのと、魚があまり暴れなかったのが幸いしたのか、肉に針がめり込むこともなく、すぐに外れて、魚は元気に水の中に戻ってきました。目を傷つけてなく、本当によかった。ごめんねごめんね、と謝りながら、しばらくはキャスティングをする気分になれませんでした。
Snaggingは、Fishingとは違います。Snaggingをしてしまった場合、魚を保持することはできないのがルールだそうです。Edと義弟に言わせると、Fishingは、技術と頭と勘を使う魚と人間の1対1の勝負なので、魚が疑似餌に食いついたところを引き上げるのでなければ、釣ったとは言えないそうです。
Edと義弟は、子どもの頃から釣りをしているので、釣れなかったことにかなりガッカリしてましたが、なかなか奥深く、気持ちが良かったです。
今月は、できる限り行きたいと思ってます。
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