20年振りのお裁縫なのですが、型紙と作り方が分かれば何とかなるだろう、とかなり楽観的に考えてました。
最初に作ろうと思ったのは、長肌着です。
Jillさんに、アメリカには、日本でよく見る、前合わせで紐で結ぶタイプの肌着はほとんど売ってないと聞いたので、作ってみようかなと思いました。
先月、友達が遊びに来た時に、奥山千晴さんの、「赤ちゃんのために作るもの-handmade for babies」を持ってきてもらったので、この本に基づいて作ることに。
で、早速、布を買わなきゃ!と張り切ったのですが、なんと、アメリカでは、ガーゼ生地というものが、ほとんど売ってなくて、ビックリ。ベビー用品=ガーゼじゃないの!?と思ったのですが、色々調べてみると、新生児用の肌着なんかは、普通の綿ニットや綿ネルのよう。ちょっと名のあるブランドだと、オーガニックコットンを使っていたりしますが、それでも、ガーゼでできた商品が、ない!
近所にあるJO~ANNという、生地とクラフトの大きなお店に行っても、ガーゼは売ってませんでした。
今のところ、布おむつをメインで使おうと思っているのですが、おむつにガーゼとか使わないの?って思ったら、大半の商品が、綿ネルでした。
ネットで探してみても、結局、売っているガーゼ生地は、ほとんどが、日本製品。それだったら、いっそのこと日本から、取り寄せちゃった方がいいかも・・・と思い、お気に入りのデザイナー、伊藤尚美さんの生地を、取り寄せてしまいました。多分、日本の既製品を取り寄せた方が遥かに安いので、我ながらバカだなぁとも思ったのですが、丁度、5月にバイトしてお小遣いを稼いだばかりだし、どうせ作るなら自分の好きな布で、と拘ってしまいました・・・。
兵庫にある、布がたりさんというお店が、外国向けのネットショップFabric Taleを開いており、ドル払いのみで、海外から注文を受け付けてくれます。和柄の布も数多く扱っており、送付方法も、EMS、AirMail、SALと選べるので、親切です。HP:
www.fabrictales.com/cgi-bin/Store/store.cgi
布も入手して、水通し、布目を揃える作業、型紙づくり、布の裁断まで終えた後、ミシンが届いたので、さあ縫うぞ!と思ったのですが、いくらベビー用で布が少ないとは言え、私にとっては、貴重な布で失敗は許されません・・・。いきなり怖気づいて(笑)、やっぱり小物で練習してからにしよう・・・と、余り布を使って、最初にBib(スタイ)を作ることに変更!
変更して、成功でした・・・。
ガーゼって、ほろほろとほつれてくるということを実感。しかも、バイアステープも布から裁って作ったのですが、幅を間違えて細すぎのテープだったのに、布が勿体ないとそのまま使ってしまったのも、敗因。
いきなり曲線縫いに挑戦したのも、敗因。
ダブルガーゼと四重ガーゼを重ねて作った、記念すべき初作品は、なんとなく、ガタガタ、ヨレっとしたスタイになってしまいました(>_<)
これを作って、反省しました。布は後から切れるけど、小さく切ってしまうと、後から足せない・・・。
初心者なので、布はケチらず、余裕を持って使う、マチ針だけじゃなくてしつけ糸もちゃんと使う、など、基本的なところを見直して、ようやく、長肌着作りに着手!
何とか、無事、完成しました~。
しかし、やっぱり縫い目は歪んでるし、初めてトライした折り伏せ縫い(ベビー用品などに使われる縫い方で、布端が肌に当たらず、縫い目が丈夫になります。)も、肩部分はちゃんと後ろに倒したのに、脇はうっかり前倒しのうえ、ボコボコしてる(恥)
ま、でも、世界に1つしかないということで、それに家の中で着るだけだし、ということで許してもらいましょう・・・。
次は、もうちょっと上手くできることを期待して、引き続き頑張ります。
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ガーゼを縫う場合って、針はどのくらいの太さなんですか?
日本とアメリカじゃ、需要が全く違うんですよねー。
私はクロススティッチ用のリネンを探してるんですけど、アメリカ人はチマチマした作業が嫌いなのか、目の細かい生地は色の種類が少ないんです。しかも全然かわいくない!なので、日本に行く事があれば、買いだめするしかないんです。ちぇっ。