そのお店から取り寄せたお雛様が、これ。
永田みどりさんという作家さんが作った陶雛です。手のひらに乗るサイズなのですが、布目で模様がつけられていたり、細かいところがよくできています。柔らかいフォルムと土の感触が優しい、シンプルなお雛様。
古式の並べ方にしてみました。お雛様は、元々は、左側(向かって右)が男雛だったそうです。日本では、ずっと、左の方が格が上、とされてきたのを、明治天皇が西洋式を取り入れて右側に立つようになってから、お雛様も位置が入れ替わったと、昔、聞きました。
このお雛様を扱っていたお店、「和雑貨 翠」さん(
http://wazakkasui.com/index.php)を利用したのは、5年振りだったのですが、一度、偶然お目にかかったことのあったご店主が私のことを憶えて下さっていて、感激してしまいました。お陰で、このお雛様に対する思い入れが、さらに強まった気がします。
そして、このお雛様が届く直前に、もう一つ、幼馴染のYくんが、サプライズで、雛の吊るし飾りというものを送ってくれました。兎年生まれの娘のために、可愛い兎の飾りを選んでくれて、とっても嬉しい!この吊るし飾り、江戸時代に庶民の間に広まったものらしいのですが、厄祓いという意味で焼かれてしまうそうで、現存しているものは少ないそうです。平成になってから復活したとか。
Yくんとは、子供の頃、一緒にお雛祭りや子供の日のお祝をしたので、何だか、とても懐かしい気持ちにもなりました。
お雛様を飾らなくなって(私のお雛様、ごめんなさい・・・)どれだけ経ってしまったでしょうか。久しぶりに飾り付けに頭を悩まして、気持ちが浮き立ちました。
さて、どのようにお祝をしましょうか・・・
にほんブログ村PR
吊るし雛は近年流行っているようで、日本の手芸店などに行くと”キット”のようなものが売られてますよね。それで急に思い出したのですが、以前、どこか友人の家で、とても味のある個性的な手作り吊るし雛を見たことがあったのだけど、誰の家だったか・・・記憶が~~(泣)ご友人から贈られたものは、色合いも女の子らしくて可愛いらしいですね。