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2010年秋にWA州シアトル近郊に移住しました。家族4人(夫のEd、2011年11月生まれの娘、ミニチュア・ピンシャーのKOKO)のゆるやかな日常を、記録しています。
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HN:
ZIZI
性別:
女性
自己紹介:
2010年10月末に、アメリカに移住・見た目はアジアンだけど中身は完全にアメリカ人のEdと結婚しました。2011年3月にミニチュア・ピンシャーのKOKO(♀)、11月に娘が加わりました。
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The Heart of Americaへ

エコー検査で異常が見つかった先週、大丈夫、と自分に言い聞かせても、KOKOが一所懸命慰めようとしてくれても、さすがに当日とその後2日くらいは、気持ちが落ちるばかりで、浮上できませんでした。

7月3日は、私の誕生日で、今年は、お腹のベビちゃんとKOKOがいて、いつも以上に嬉しい誕生日のお祝いだぁとウキウキしていたのに、一転して暗ーくなってしまっていました。Edと二人だけだと、どんどん暗くなりそうで、明るい義母に会いたくなって、突如、オレゴン州にいる義両親を訪ねることにしました。

土曜日の朝に出発しようと思ったのですが、運転手のEdが、夜の間に行きたいと言うので、金曜の夜にKOKOも連れて出発して、ひたすら東を目指し、夜中に義両親の家に到着しました。
深夜1時を過ぎていましたが、義両親は起きて待っていてくれて、無言でぎゅうっと抱きしめてくれて、安心しました。

義両親は、まさにmiddle of nowhere(ど田舎)と形容したい、オレゴン州の小さな町に住んでいます。ポートランドよりもアイダホ州の方が近い場所です。数年前まで、Edも、闘病中だった義両親の代わりに、お祖父さんを介護するため、この町に住んでいたことがあり、私も10数回は訪ねている場所です。
観光客はもちろんいませんし、アジア人すら、滅多に見ません。Edの年上の従姉で、Edの伯母さんの養子であるLが、この町に来た初めてのアジア人だったそうですから。

何もないですが、でも、静寂と穏やかな空気があって、それが欲しかった私達には、ぴったりの場所でした。
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Echogenic Bowelって、何?

定期健診で受ける数少ないエコー検査の1回目で、Echogenic Bowel(エコジェ二ック・ボウル、日本語では、腸管のハイエコーと言うようです)の指摘を受け、遺伝子カウンセリングを受けることになりました。
この症状が見られた場合、いくつかの可能性が考えられるそうです。

①胎盤の出血により、血液混じりの羊水を胎児が飲み、その血液が光っている
②Down Syndrome(ダウン症)など染色体異常がある
③胎児がウィルスに感染している
Cystic Fibrosis(嚢胞性線維症‐のうほうせいせんいしょう‐)である
⑤腸自体に異常がある
⑥Birth Variation(説明によると、体質とか個性のようなモノ)の1つで、特に問題はない

・・・・候補が多すぎやしませんか??と、思っちゃいました。
でも、エコー検査では、この程度のことしか分からないそうです。ただ、私達にとって希望があるとしたら、①と⑥という可能性が示されたこと。実際、妊娠中にEchogenic Bowelの症状があっても、問題なく健康に生まれて育っている赤ちゃんは、少なくないと言われました。

④については、一般的に、Caucasoid(コーカソイド:厳密には違いますが、白人のことを指すとされています)に発生率が高いが、アジア人にはほとんど見られないとのことで、アジア人同士の私達の場合、ほとんど可能性はないだろうとのことでした。

そうすると、残る可能性は、②・③・⑤です。
私の場合、考えた末に、Sequential Screeningという出生前診断を受けたのですが、皮肉なことに、覚悟をもって臨んだこの診断結果によって、救われるという結果になりました。というのも、出生前診断の結果は、ほぼ問題無しで、調べ得る中で最低の確率を示していたのです。妊娠初期の出生前診断(特に血液検査)の方が、妊娠中期のエコー検査よりも確度が高いらしいのです。

遺伝子カウンセリングの意味と限界

思いがけず遺伝子カウンセリングなるものを受けることになった私達。
ロビーで30分待つ間に、Edは涙目になりながら、お義母さんに電話をして、大丈夫なように祈っていてとお願いしていました。この後、お義母さんは、親戚や仲の良いお友達に、「Urgent Pray Request」(緊急のお祈り要請)をしてくれています。

日本人の感覚からすると、まだ詳細な状況が分かっていない中で、どちらかというとネガティブな情報を周りの人に伝えるっていうことはしないですよね。妊娠だって、安定期に入るまでは家族以外には伝えないという人もいると思います。

でも、アメリカ(だからなのか、Edの周りの人達だからなのかは、ちょっと判断しにくいですが・・・)だと、ネガティブな情報も皆でシェアして、いい方向にいくように皆でお祈りする、もし、多くの人の祈りをもってしても、思い通りに進まなかったら、それは運命だから、素直に受け入れて、皆で支えていく、というのが当たり前のようです。最初、こういう姿勢に戸惑うこともあったのですが、今は、こういう考え方は、自分には合っていると思っています。

30分が過ぎて、現れたカウンセラーは、小柄で可愛らしく、柔らかい雰囲気を持った、(多分)台湾系の女性でした。英語は第2言語という感じだったので、シアトルの大病院で、カウンセリングという難しい仕事を第2言語で担当しているという事実に驚きながら、優しそうな人でよかった~と少し安心しました。

性別判明!と、まさかの遺伝子カウンセリングへ

妊娠19週目の最終日、またしてもダウンタウンにあるSwedish Medical CenterでUltrasound(エコー検査)を受けていました。
今回、定期健診(Check-Up)の一環だったので、いつものクリニックで受けるものだと思っていたのですが、スウェディッシュは保険のネットワーク内だったので、エコー検査は毎回スウェディッシュで受けるのかなぁと、のほほんと考えていました。今回も膀胱満タンでと言われたので、前回のように飲みすぎないようにしよう、くらいしか頭にありませんでした。
でも、実は、高齢出産なので、専門医のいるスウェディッシュで受ける必要があったようです。

この日の前日、5~6月で受けた出生前診断の結果が知らされていました。私もEdも、一定の心構えをしていたのですが、結果は、Down Syndrome(ダウン症)、NTD(神経管欠損症)、Trisomy18(18トリソミー)のどれもが、最低の発生確率を示している、というもので、すっかり安心していました。なので、まさか、あんな結果が待ち受けていようとは夢にも思いませんでした・・・。

単発の患者だからなのか、エコー技師さんは、前回のPさんではなく、小柄なMさんでした。今回は、事前に、「朝、グラス2杯の水を飲んでおくように」と具体的に指示をもらっていたので、検査の2時間前に300mlくらい飲んで、45分前に、近くのカフェでショートサイズのラテを頼んで待ちました。今回は、最後まで我慢できましたよ(笑)

ここ2週間くらいで、胎動がかなり激しくなっており、手と足、両方で叩かれて(上と下同時とか・・・)、強く叩かれると、「うっ・・・」となったりもしてました。後期になってベビちゃんの体が大きくなってきたら、かなり痛いかも・・・って思うほどです。その予想を裏付けるかのように、エコー映像のベビちゃんは、激しく動いている、というか、暴れてる!?って感じ。

Mさんは、正直に言うと、前回のPさんより、技術的にちょっと下手かも・・・?って思っちゃったのですが、「あなたのベビー、ほんとに元気で、止まってくれなくて、検査に時間がかかるかも」って言われたので、ベビちゃんのせいかもしれません(汗)
今回の検査では、性別を教えて下さいと、事前にお願いしていました。私、途中で、性別が分かってしまったのですが、Mさんは、何度も何度も確かめて、最後に、お尻の下からの映像を拡大して、教えてくれました。ちゃんと性器が完成しているんですね。ハンバーガーみたいな形が見えました。

女の子よ~!」

それを聞いたEd、女の子を希望していたので、もう大喜びでした。私はどちらでもよかったのですが、同性だと、お洋服選びとか楽しいかも~とか、私のものを色々あげられるかも~とか思って、やっぱり嬉しかったです。中国の産み分け表(www.twj.co.jp/general/born/Top.htm)で事前にチェックしていたのですが、当たっていました!数え年、旧暦で見ないといけないのがちょっとめんどくさいですけど、友達も当たっていて、結構、面白かったです。

ふわふわした気分で、さあ、帰るか、と準備をしていたら、Mさんから、まさかの待ったがかかりました。
「全体的に、特に問題はなかったのだけど、1つだけ、ちょっと気になることがあったの。大した問題ではないと思うんだけど、ドクターが会って話したいことがあるそうなので、ちょっと待っててもらえる?」
私とEdは顔を見合わせて、突然、不安に襲われました・・・。

花火と初めての果物達

RIMG2444.JPGまだオリンピック国立公園旅行記も書き終わっていないうちに、色々あって、ブログの更新が全然追いついていません・・・。一旦、旅行記はお休みして、他のことを。
アメリカは、今日、独立記念日でお休みでした。
昨日まで、オレゴン州にいる義両親を訪ねており、少し疲れ気味だったので、今日は、家でのんびり過ごすことにしました。独立記念日には、ホットドッグやハンバーガーをグリルで焼いて食べるのが定番だそうで、私達も、ホットドッグなどをつくって簡単にお祝い。夜はごろごろしていたのですが、思いがけずベランダから花火が見えて、ちょっと得した気分でした。
独立記念日の花火は何回か見たことがあったので、別に見なくてもいいやと思ってたし、隅田川や東京湾の花火に比べたら華やかさには欠けましたが、それでもやっぱり、夏の花火は、嬉しくなりました。

RIMG2439.JPG花火を眺めながら、デザートのStrawberry Rainier Cherryというチェリーを食べました。右の写真の、手前のチェリーです。奥のは、普通のアメリカンチェリー。このストロベリー・レーニエ・チェリーは、昨日、Yakimaにある農家の直売所のようなところで買った地元産品だったのですが、今までアメリカで食べたチェリーの中で、一番美味しかったです。ちょっと日本のさくらんぼを彷彿とさせる見た目と味でした!

下のお店が、チェリーを買ったところです。本当にアンティークも売ってました。あとは、ジャム、はちみつ、プリザーブ、ピクルスなど、加工食品もかなり扱ってて、見てるだけでも楽しかったです。
RIMG2402.JPG73109b65.jpg





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