Ｍの滞在最終日だった土曜日、もう一人、友人のＯさんが日本から合流してくれました。
OさんもMと一緒にカナダへ行ったのですが、1年で最も激務だったんじゃないか、というくらい忙しい週だったそうで、シアトルでは1日しか時間が取れませんでした。

朝、シアトルに着き、翌早朝（5時。でも、日本で言うサマータイムの開始、spring forwardにぶつかったので、実質4時）にはカナダへ発つという強硬スケジュールだったのに、私に会うために、わざわざシアトルに寄ってくれたOさんに、もう何と言っていいか分からないくらい、感謝の気持ちでいっぱいになりました。しかも、早朝出発ということで、MとOさんは、その夜、空港近くのホテルまでとっての滞在です。こういう友人を持てたことは、本当にありがたいことです。

前日の夜遅くまで仕事していて、さらに飛行機の中でもあまり寝られなかったＯさんに、我が家でゆっくりしてもらい、Edに娘をお願いして、夕方になってから、3人で夕飯を食べに行くことにしました。

色々考えたのですが、アメリカにはほとんど来たことがなく、シアトルも初めてというOさんのために、観光っぽいところを、ということで、Mと話して、ここで食べることに決めました。



ぶらぶらとマーケットを見て歩き、前回来た時に、Mも気に入ってくれた、Matt's in the Marketへ。
予約無しでしたが、バーのカウンターは空いていたので、無事、席確保。
土曜日だけど、ハッピーアワーもやっていて、ラッキーでした。

お店の人とのトークが凄く上手なMが、お店の人に色々聞いてくれて、メニューを決めていきました。
私は、絶対にオイスターを食べたかったので、オイスター。これも、ハッピーアワー価格。キムチアイス（本当にキムチ味の氷）で頂きます。美味しい～♪


マニラクラム。


他にもいくつか頼んだところで、ハッピーアワー時間が終了。通常メニューから選びます。
本日の鮮魚だったかな、Sturgeon（チョウザメ）。身がぷりっぷりでした。


凄く濃厚な魚介のシチュー。ムール貝、サーモン、タラ、スキャロップ、などなど、魚介がてんこ盛り。


どれもこれも美味しいし、お店の人もいい感じだし、雰囲気もよく、やっぱり、このお店好きだな～。
ヨーロッパに行くことが多いOさんに向かって、「普通に美味しいと思うかもしれないけど、アメリカで、このレベルの味が出てくるのは、本当に凄いことなんですよ。」と力説するMに、深く相槌を打ちつつ、この2年半のブランクを埋めるべく、お喋りをいっぱいしました。（スカイプでは話してますけどね）

一瞬、東京にいる気分になっちゃった。よく3人でご飯食べたな～。当時は、私がMのご近所住まいだったのですが、今は、Oさんが、Mのご近所住まい。私もよく行った場所の話など、懐かしく聴きました。

今の生活に大きな不満はないし、アメリカ生活3年目を迎えて、こちらでも、ずっと仲良くしていきたいな、と思うお友達もできたし、段々、アメリカでの日々も、居心地がよくなってきてはいます。
でも、3人で話してたら、日本にもし残ってたら、今頃・・・ってちょっと思っちゃいました。無いものねだりなんですけどね。

最後に、デザートまで頼んで、至福のディナーとなりました。
私はまだ飲めませんが、Oさんが頼んだ、WA州産のデザートワインの味見をさせてもらったら、これが美味しくて、ビックリ。

ラベルデザインも、凄くツボ！
なんと、我が家からも近い、タクウィラのワイナリー、Scarborough WineryのAs They Lay Dying Rieslingです。名前も素敵♪　
って、タクウィラにワイナリーなんかあったのか・・・と言う事実にビックリしたけど。ブドウ畑自体はヤキマにあるようです。飲めるようになったら、ここのワイン、色々試してみたいかも。

ディナーの後、ホテルまで送って行って、MとOさんにお別れ。Oさんとは、本当に短い時間だったので名残惜しかったけど、次は、すぐに日本で会えるので、笑顔でお別れしました。