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2010年秋にWA州シアトル近郊に移住しました。家族4人(夫のEd、2011年11月生まれの娘、ミニチュア・ピンシャーのKOKO)のゆるやかな日常を、記録しています。
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2010年10月末に、アメリカに移住・見た目はアジアンだけど中身は完全にアメリカ人のEdと結婚しました。2011年3月にミニチュア・ピンシャーのKOKO(♀)、11月に娘が加わりました。
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19世紀の変人と日本の関係

火曜日に、Shokoさんに誘われて、ダウンタウンのファーストヒルにあるFrye Art Museum(フライ美術館)を初訪問しました。

この美術館、シアトル在住ドイツ系アメリカ人、フライ夫妻が収集した19~20世紀のドイツ絵画コレクションを基に、1950年代にオープンした私設美術館だそうです。無料で美術を鑑賞できる美術館を建てたいというフライ氏の遺志により始められ、今も無料で公開されています。

Shokoさんが、SAMよりお勧めかも、と教えてくれたのですが、私も、SAMより好きかも。
ここは、企画内容と展示方法と建物自体が調和しているという感じなんです。かなり好みで、観察に忙しくて、写真を撮るのをすっかり忘れてました。

今やっている企画展は、Gabriel von Max: Be-tailed Cousins and Phantasms of the Soulです。ガブリエル・フォン・マックス(1840~1915)は、オーストリアの画家で、ドイツのミュンヘンアカデミーの教授にまでなった人です。なんと、アメリカで単独の企画展は初だそうですよ。貴重な機会です!

絵の大半は、女性と猿で、かなり好みの絵でした。あと、ファウストの挿絵も凄く良かった。
全体的に、陰翳のある優雅な画風なんですが、この人、結構変人です。



興味のあったものが、オカルティズムと進化論(19世紀って感じですね)だそうで、それを絵画で表現しようとしてます。実際に、心霊実験をやったり、猿を飼って可愛がっていたりしてたみたい。展示されていた、愛猿のお葬式の写真にちょっとホロっときました。

実は、この方、日本とは縁が深いそうです。展示場の説明文の1つに、原田直次郎という日本人画家と絡めた森鴎外の説明文があったんです。
恥ずかしながら、原田直次郎という画家も知らなかったし、なぜ森鴎外!?と不思議だったのですが、原田直次郎は、ドイツでマックスに師事した、日本洋画家の先駆者でした。

森鴎外はドイツへ留学していますが、その際に、原田直次郎と親友になり、その師であるマックスとも交流があったそうで、帰国後、日本へ西洋美術を紹介したり、美術批評をしたりしていたのでした。因みに、ドイツ三部作として有名な1作、「うたかたの記」は、原田直次郎がモデルだそうです。

意外なところで、日本との繋がりを知れたのも、面白かったです。
この企画展、来月いっぱいやってます。
こんなに濃い内容が無料、という心意気は素敵なのですが、美術館の運営には莫大なお金がかかる筈。この素敵な美術館が存続できるよう、ぜひ、出入口付近に設置されている寄付用の箱に、お志をお願いしますね。

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No Title
原田直次郎の作品を見てみたけど、完全に洋画ですね。19世紀の伝統的な日本画の技法は、影も形もない(笑)
この人、ドイツに渡る前はやっぱり日本画を描いてたのよね?見てみたいな。
Re:No Title
shokoさん、ウィキ情報だけど、11歳から洋画を習ってたみたい。お父さんが留学経験があって、西欧志向だったのかも。ある意味19世紀に凄く勇気があることですよね~。フライで解説されてた騎龍観音の絵をネットで見たけど、結構不思議な絵で、好きかも。ドイツ人の愛人がいたとか、面白い人みたいです。
【 管理人ZIZI 2011/09/09 10:36】
No Title
芸術の秋なんですね。
それにしても素晴らしい変人さんやわ!
Re:No Title
くるみさん、マックス・フォン・ガブリエルという画家は初めて知ったのですが、生活をうかがい知れる展示も色々あって、愛すべき変人さんだと思いました(笑)
絵だけだと、とっても優雅で美しいので、そのギャップが面白かったです~。
【 管理人ZIZI 2011/09/14 00:37】
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