料理は結構好きで、仕事を辞めてアメリカに来て良かったことの一つは、料理に時間を割けることでした。自分でレシピをつくるということはできないので、専ら、ネットや本でレシピを探してつくるだけなんですけども。
ネット上には様々なレシピがいっぱい載っていて、しかも、初めての人にもわかりやすく説明されていて、凄いなあ、と感心してばかりです。
お気に入りのサイトや料理本もあるのですが、今日は、最近、気に入っている、"Cook's Illustrated"という雑誌をご紹介。自分で見つけた訳ではなく、ビジネス系のメルマガで知りました。(記事はこちら。もし、登録しなければ読めない記事でしたら、申し訳ありません。登録は無料です。→
diamond.jp/articles/-/11067)
詳細については、そちらの記事を見てもらった方が分かりやすいのですが、この雑誌不況の中、広告無しで、100万人以上の読者を獲得している、ということに興味を持ちました。
つい先日も、Edが、よく立ち読み(買わない・・・)していた雑誌がついに廃刊になった!と、騒いでいたのですが、アメリカでも、雑誌業界には厳しい風が吹いている中、広告無しで続けられるって凄いことだと思うのです。で、早速、本屋に行って、見てみたら、これが、凄く面白いのでした。
雑誌の中身を見ると、最初から最後まで、ギッチリ文字で埋まっています。写真は必要最低限、イラストも使って、文字が多い割には、わかりやすく仕上がっています。
※右の写真は雑誌の本文を写したものです。著作権に抵触すると困るので、念のため、一部、モザイクをかけてあります。雰囲気だけでも、ってことでご容赦を。モザイク部分は、全て文字です。
レシピ毎に、①典型的な失敗内容、②失敗しないためにはどうしたらよいかを明らかにする実験内容、③実験結果から得られたベストレシピ、が提示されています。
基本レシピと、応用レシピもいくつか示されています。
また、どのような器具が一番よいのか、うまく作るためのコツは何か、など、事細かに丁寧な説明があります。例えば、上の記事はピザなのですが、ピザを焼くための台は、Lloyd indutriesのHEX QUICK DISK($19.49)が一番良い、と書かれており、Foolploof(誰でもできる)と銘打っているとおり、初めての人でも、細かいことまでよく分かります。
実験部分については、読んでいてワクワクしてくるので、男の人に人気があるというのも何となくうなずけます。
この雑誌のHP(
www.cooksillustrated.com/default.asp)もありますが、HPでレシピなどを検索するためには、お金を払ってメンバーにならないと見られません。広告がないので、雑誌のみではなく、HPにも課金するというシステムを取っているのでした。
レシピを入手するために、お金を払わないといけない、という、かなり強気のビジネスですが、100万人の読者を得ているということは、その価値があるということなのかもしれません。
HPでは、14日間、無料閲覧をさせてくれますが、、クレジットカード情報を入力しないとダメなので、諦めました。ただし、一度、14日間無料閲覧のための情報入力ページを開き、そのページを閉じようとすると、「Wait! Try Our One-Day Pass(ちょっと待って!1日のフリーパスを試してみて)」というメッセージが出ます。こちらは、メールアドレスを入力するだけで、24時間だけ無料でアクセスすることができます。
あとは、図書館で雑誌を借りることができます(最新刊を除く)。シアトル中央図書館は、雑誌は、レファレンスのみとのことで、借りることができませんでしたが、分館では借りられました。中央図書館に頼めば、分館から取り寄せてもらうこともできます。(キング郡の図書館については未確認です)
左の写真は裏表紙。イラストがお洒落で、飾っておいても可愛いです。
早速、今日、このCook's Illustratedに記載されていたレシピに、トライしているところです。さて、うまくいくでしょうか・・・。また、ご報告します。
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ホントにこの不景気の中、そんなに読者がいるっていうのは凄い事だと思います。
やっぱりみんな心が寂しいから、胃袋を満たして幸せな気分に浸りたいんでしょうか?
あ、それは私だけかも(爆)。
私も以前、Cooking Lightっていう本を購読してたんですけど
それもなかなか好きでした。今度、ZIZIさんのオススメのお料理本、
「立ち読み」してみますね♪(笑)