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2010年秋にWA州シアトル近郊に移住しました。家族4人(夫のEd、2011年11月生まれの娘、ミニチュア・ピンシャーのKOKO)のゆるやかな日常を、記録しています。
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女性
自己紹介:
2010年10月末に、アメリカに移住・見た目はアジアンだけど中身は完全にアメリカ人のEdと結婚しました。2011年3月にミニチュア・ピンシャーのKOKO(♀)、11月に娘が加わりました。
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お気に入り絵本⑦ 触覚を楽しむ

今の時期の娘のお気に入り絵本、もう少し記録しておきます。

前回は、音を楽しむ絵本を紹介しましたが、今回は、触覚を楽しむ絵本です。
Virginia Allen JensenとDorcus Woodbury Hallerの「これなあに?」が、その絵本。

この絵本、私が子供の頃、幼稚園年長~小学校低学年くらいの時に、大好きだった絵本です。記憶がハッキリしないのですが、貸出図書ではなかったのか、図書館に行く度に、必ず手にしていた覚えがあります。





当時、田舎の本屋では見たこともなく(売っていたとしても、恐らく、金額的に買ってもらえなかったと思いますが)、手に入れることはなかったので、本の題名も作者の名前も、全く記憶にありませんでした。

妊娠してすぐに、この絵本のことを思い出し、記憶の断片から、キーワードになりそうな言葉(表紙が黄色、触る、絵本、などなど)を片っ端から打ち込んでいき、今でも売っていることを突き止めたときは、興奮しました。3,000円近くする高価な絵本ですが、私の思い出の本であることもあり、妊娠発覚後すぐの気分が高揚していた時で、勢いで買ってしまいました。

でも、30数年振りに再会ができた喜びと、娘も気に入ってくれた喜びを思うと、そんなに高くなかったかな。

この絵本は、ザラザラくんが、途中で出会ったお友達のポツポツちゃんとシマシマ君と一緒に、バラバラ君を探しに行く、という単純なストーリーなのですが、抽象的な形をしたそれぞれの登場人物が、名前通り、ザラザラしていたり、ポツポツしていたり、触覚に訴えかける絵本です。

点字もついていますし、視覚に障がいのある子供も、ない子供も、一緒に楽しめる、というのが、元々のコンセプトです。元々ある絵本を点字翻訳したのではない、というところが、肝です。

今は、そういうコンセプトの絵本が、数多く出版されていると思います。でも、私が子供だった30数年前には、この絵本以外、なかったんじゃないかと思うので、とても画期的な絵本のように感じたのかもしれません。

触って感じることは、子供にとって、とても楽しいことのようです。
手先の感覚の発達は、脳の発達ともリンクしていると言いますしね。
新生児の頃からこの絵本を見せていますが、ずっと、喜んで触っていたように思います。以前は、触りたい場所だけ触っていましたが、最近は、ストーリーを聞きながら、対応する場所を触るようになってきました。

この絵本、元々はアメリカで出版されたものだったのですが、アメリカではとっくに絶版になっています。でも、日本では、2007年に新装版が出ているのが、面白い。

私が子供の頃(しつこいですが、30数年前・・・)に夢中になっていた絵本は、ほとんどが、未だに出版されていて、ビックリします。
でも、まさか、周りに聞いても、知ってる人がほとんどいなかった、マイナーな絵本まで出版されていると思わなかったので、驚きました。実は人気があったのでしょうか。私のように、この絵本に夢中になった人達がいたのかと思うと、なんだか、凄く嬉しいです。
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