シアトルと言えば、カフェ！
スターバックス、タリーズ、シアトルズベストなど、日本でもおなじみのチェーン店以外に、インディペンデント系のカフェがあちこちにあるのは、ご承知のとおりです。
まだ試したいカフェも色々あるのですが、今回は、現時点でかなり気に入っているカフェをご紹介します。シアトル中央図書館近くにある、Caffe Migliore（www.caffemigliore.com/）です。

カフェラテにはうるさい、と書きましたが、残念ながら、イタリアには行ったことがないので、本当のCaffe Latte（カフェラッテ）は分かりません。あくまで、アメリカ式カフェラテ、ということで。

両親がコーヒー好きで、喫茶店文化の浸透している名古屋で育ったので、小学生くらいから、ドリップコーヒーが大好きです。添加物やインスタント食品にうるさかった母が、なぜ子どもにコーヒーを飲ませて平気だったのかは未だに謎ですが、姉弟3人ともコーヒー好きに育ちました。弟に至っては、焙煎機まで購入して、今では自分で生豆から焙煎しております。
私は、大学在学中に初めて行ったアメリカで、スタバに感動して、丁度日本に上陸したばかりのスタバでバイト→フリーターで2年以上働いたかな。ラテアートなんかはできないですが、自分としてはかなり拘ってドリンクを作っていたので（ご指名も頂いてたんですよ～）、自分より下手なバリスタがいるカフェはイヤ、と思っているところがあります（笑）

私なりに、気に入るカフェの基準というのがあって、①カフェラテが美味しいこと（ラテが美味しいと、ミルク系は大抵美味しい）、②ドリップコーヒーが美味しいこと、③お店の雰囲気がいいこと、④できればペイストリーや紅茶類も美味しいこと、です。大した基準ではないのですが、意外とこの4つを満たすお店って、少ないんですよ。
特に、カフェラテが美味しい、というのが、結構難しいのです。美味しい、というのはかなり主観が入りますし。
飽くまで私の場合ですが、泡がきめ細かいこと、何度行っても味にブレがないこと（人によって技術が違うのはダメ）、ミルクが適温であること（ミルクは加熱しすぎると臭くなるので、熱くない方が絶対美味しい！）、エスプレッソとミルクのバランスがいいこと（スタバだったら、ショートサイズの味のバランスが一番好き）、エスプレッソ自体が美味しいこと、でしょうか。インディペンデント系には少ないと思いますが、ラテとカプチーノを作り分けられないバリスタもアウトです。
Caffe Miglioreは、何度も通っているのですが、今のところ、上に挙げたほとんどの点で、満足なカフェなんです♪　コーヒー豆はオリジナルだし、紅茶はHarney&Sons、ペイストリーは普通に美味しいです。（パイクプレイスマーケットのDeLaurentiのものだそう）
右は、キッシュ。温めてもらったら、潰れて出てきました。なんで！？と思ったら、食べやすいようになんですよ。こういう心遣いもいいなあと思っているところ。

初めて行ったとき、お客さんが間違えてドリンクを取って出て行っちゃったんです。そしたら、お店の人が、正しいドリンクを渡しにお店を飛び出して走って行きました。もちろん、他のお客さんには迷惑をかけずに、です。フィナンシャルセンターの中にあるので、常連さんが多いからかもですが、お客さんのこともよく憶えていたり、雰囲気も素敵なのです。店内の写真を撮っていいか聞いた時も、凄く気持ちよく撮らせてくれました。
今では、中央図書館へ行く度に寄る場所です。ここを気に入ってしまって、なかなか他のカフェに足が向かないんですけどね・・・。

あと、ここのカフェモカは、Unsweetened（無糖）が選べるっていうのもポイントです。モカの味は好きでも、甘くない方いいなあって言う人にはお勧めです！特に書いてないのですが、注文するときに頼めば、無糖にしてくれます。

フィナンシャルセンターの一角なので、ビジネスマンらしき人々の会話に耳を傾けるのも、まだまだ英語勉強が必要な身には、面白いです。意外と、「なんであいつの方が評価が高いんだろう」とか、「上司の理解が得られない」とか、「ねえねえ、見た？○○さんのシャツ、かなり胸が開いてたわよね」とか、日本のカフェでも聞こえてきそうな愚痴などが聞こえてきて、日本もアメリカも働く人がカフェで話すことって似てるのかも・・・とか思って聞いてます（笑）残念ながら、場所柄、土日・祝日はお休みなので、お気をつけください。

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