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2010年秋にWA州シアトル近郊に移住しました。家族4人(夫のEd、2011年11月生まれの娘、ミニチュア・ピンシャーのKOKO)のゆるやかな日常を、記録しています。
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HN:
ZIZI
性別:
女性
自己紹介:
2010年10月末に、アメリカに移住・見た目はアジアンだけど中身は完全にアメリカ人のEdと結婚しました。2011年3月にミニチュア・ピンシャーのKOKO(♀)、11月に娘が加わりました。
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育ち合うということ。

花が咲き乱れ、ああ、いい季節がやってきたなーと感じる毎日です。

先週は、お天気が良く、気温も高かったので、Washington Park Arboretumで、プレイデートをしました。

久しぶりの全員集合で、YMちゃんとKちゃんの旦那様も参加していたので、奇跡の母子集合写真も撮れたし、子供達は大はしゃぎで、とても楽しい一日でした。

遊んでもらっている子供達を見ていて、丁度、読んでいた本の内容を思い出しました。





読んでいたのは、児童精神科医の佐々木正美さんの「子どもへのまなざし」という本。


初版が20年前なので、今となっては、当たり前の話もあるし、逆に、古いなあって思う部分もあります。講演をまとめたものだそうなので、読みやすい分、これって、ちゃんとした根拠があって言ってるのかな?みたいな内容もあります。でも、その辺りを差し引いても、子育て本ベストセラーと言うだけあって、面白かったです。

プレイグループの子供達を見ていて、思いだした一節というのは、「育ち合う子どもたち」という部分。

子どもというのは、自分の子どもだけが育つということはありえなくて、人と、とくにほかの子どもと育ち合うのです。親は、自分の子どもといっしょに育ち合ってくれる子どもたちが、視野に入っていなくてはいけないのです。ですから、自分の子どもはよその人に育てていただこう、ご近所の人たちに育てていただこう、親戚の人たちに育ててもらおう。そのかわり自分も、よその子どもをいっしょに育てようという、こういう気持ちを、いつももっていることが大切です。

今のプレイグループは、まさにそういう感じだなあ、と嬉しくなりました。

このプレイグループは、皆で一緒に育ててるって感じになっているので、本当にありがたいです。

実際のところは、子供は、3歳以降にならないと、本当の意味で「一緒に遊ぶ」ということは、できないそうです。それは、小児科医のDr.Gにも言われています。できれば、2歳以降、他の子どもと一緒に過ごす環境を整え、3歳以降、徐々に、一緒に遊んだりすることができるようになるのが望ましい、と。

つまり、2歳半ばを過ぎるまで、今のプレイグループのような環境は、必要ないと言えば、ないのです。

2歳半くらいまでは、一見、一緒に遊んでいるようでも、実際には、ただ隣あっているだけで、それぞれが自分のやっていることに没頭している、「パラレルプレイ」であることが、ほとんどだそうです。それは、我が娘もそうでした。
※パラレルプレイでも、隣に他の子がいる、ということは、大事だそうですが

だから、どちらかといえば、母親である私達のための時間だったな~、と思います。
お母さん同士、だけでなく、お母さん達と子供達の関係もです。
1年以上、娘と一緒に、プレイグループの子供達も、ずっと見てきたので、どの子に対しても、娘に対するように対応しているし、他のお母さん達も、同じようにしてくれています。もちろん、他の子の成長ぶりも、娘の成長と同じくらい、嬉しい。

親の気持ちがリラックスして楽しい気分だと、子供も同じようにリラックスして遊べるっていうのは、色々なプレイデートに参加してみて、思ったことです。私が気構えていたり、緊張していると、娘も私にベッタリで、なかなか他の子と遊ぼうとしません。

今、メインでやっている、このプレイグループで遊ぶ時が、一番、娘が生き生きしている時だと思います。

この日、「このグループって、幼馴染になるんだよね~」なんて話がでました。

学校や習い事に通い始めたら、子供にとっては、そちらがメインになって、このグループで遊ぶことも少なくなるのかもしれません。でも、母親同士では集まりたいね~って話してるし、細々と、大人になるまで続いていったらいいな~。っていうか、続けようっと。

娘がYMちゃんの旦那様と、キャーキャー言いながら遊んでいるとき、Hちゃんが、一所懸命、小さな花を摘んでは、私に持ってきてくれました。

こういうとき、幸せだなーって思います。
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